その霊の証印はわたしたちの中で広がる ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― エペソ1:13 ……約束の聖霊で証印を押されました。(14節)……獲得された所有 の民の贖いをもたらし、彼の栄光の賛美となるためです。 2コリント3:18 しかし、わたしたちはみな、おおいのない顔をもって、……栄 光から栄光へ、主と同じかたちへと造り変えられていきますが、それはまさに霊 なる主からです。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― あらゆる証印にはかたちがあります。神の証印としての聖霊をあなたの上に帯び る時、あなたは神のかたちと神の表現を帯びるのです。14節の「をもたらし」と いう言葉は多くのことを意味します。わたしたちは神の獲得された所有の民であ り、獲得された所有の民の贖いは、わたしたちの体の贖い、変ぼうです。これに よって、その霊の証印は一度限りの事柄ではないことを見ます。そうではなく、 証印を押すことは今もなお起こっているのです。証印を押すことは、わたしたち の霊の中で始まり、わたしたちの思い、感情、意志の中に広がっていきます。 例えば、もしわたしたちが教えのことで人と議論し始めると、わたしたちの思い は神のかたちを帯びていないことが明らかになるでしょう。さらに、教理の論争 であなたは怒ってしまうかもしれません。これは、その霊の証印を押すことが、 まだあなたの感情の中に広がっていないことを示します。結局、あなたはある教 理のことである兄弟に対してひどく怒り、彼とはもう交わりをしないと決心する かもしれません。あなたは自分の強い意志を働かせて、この兄弟との交わりを終 わらせます。しかし、あなたの意志の中には、その霊の証印を押すことの何の形 跡もありません。ですから、わたしたちは、その霊の証印を押すことがわたした ちの中に広がるという確信を持つ必要があります。わたしたちの全存在が証印で 押された時、体の贖いの準備ができているでしょう。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウイットネス・リー著「新約ライフスタディ・エペソ人への手紙(一)」(2001年版) メッセージ第12編から引用されています。いずれも日本福音書房から出版され ています。