わたしたちは宇宙が神を賛美する要因となる ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― エペソ1:11 その方の中で、わたしたちも嗣業として定められ……(12節)それは、 キリストの中で、最初に望みを持っていたわたしたちが、彼の栄光の賛美となる ためです。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― 12節の初めの小さい言葉である「それは」は、とても意義深いです。これが示し ていることは、前の節で起こっていた多くの事柄にはある結果があること、すな わち、わたしたちが神の栄光の賛美となるはずであるということです。この節は、 わたしたちが神に賛美することを意味するのではありません。それは、神のあふ れるばかりの恵みによって、わたしたちのために、またわたしたちの中で多くの 事がなされ、すべての御使いや宇宙の積極的なものが神を賛美することを意味し ます。彼らが神を賛美するのは、わたしたち神の子たちが、宇宙における神の活 動の中心、焦点であるからです。あふれるばかりの恵みがわたしたちの上に、わ たしたちのために、わたしたちの中で多くの事を達成しつつあり、わたしたちは、 宇宙における積極的なものが発する賛美の原因となるでしょう。 賛美は高い評価の言葉です。わたしたちは粘土を高く評価しないので、称賛しま せん。わたしたち神の子たちが、すべての御使いによって高く評価される日が来 つつあります。彼らがわたしたちを見れば見るほど、神への賛美として流れ出る 言葉がますます多くなるでしょう。わたしたちに対する彼らの評価は、神への賛 美となるでしょう。わたしたちが何であるかは、神のあふれるばかりの恵みの働 きであることを、彼らは認識するでしょう。賛美の量は、あふれるばかりの恵み がどれほど多くの働きを成したかにかかっています。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウイットネス・リー著「新約ライフスタディ・エペソ人への手紙(一)」(2001年 版)メッセージ第11編から引用されています。いずれも日本福音書房から出版さ れています。