すべてのことを神にゆだねることによって平安を持つ ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― ピリピ4:6 何事にも思い煩うことなく、あらゆることにおいて、感謝をささげ ることを伴う祈りと願い求めによって、あなたがたの要望を神に知らせなさい。 (7節)そうすれば、人知をはるかに超えた神の平安が、あなたがたの心と思考を、 キリスト・イエスの中で護衛してくださいます。 マタイ11:29 わたしは心の柔和なへりくだった者であるから、わたしのくびき を負い、わたしから学びなさい。そうすれば、あなたがたは魂に安息を見いだす であろう。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― わたしたちが平安を持つために必要な第一のことは、わたしたちのすべての事柄 と要望を神にもたらすことです。わたしたちの働き、わたしたちの必要、わたし たちが遭遇する困難は、すべて主にゆだねるべきです。わたしたちは主に言うべ きです、「主よ、わたしはこれらすべての事柄をあなたの御手にゆだねます」。 わたしたちは、祈りと願い求めと感謝をささげることを通して、わたしたちの遭 遇するすべての事を主にゆだねることができます。そうすれば、神の平安がわた したちの心と思いを守ってくださいます。神はわたしたちを守ってくださいます。 わたしたちのすべきことはただ、感謝をささげることを伴う祈りと願い求めによ って、わたしたちの要望を知らせることです。わたしたちはどんな事に遭遇して も直ちに、その事柄を神にゆだねなければなりません。いったんわたしたちがそ のようにゆだねるなら、神の平安がわたしたちを守ってくださいます。いつであ れわたしたちが神にゆだねるなら、神の平安がやって来ます。結果として、いつ もわたしたちは外側の影響を受けないようになります。困難がどれほど大きくて も、またどれだけ多くの事柄があろうとも、わたしたちの中にある神の平安がわ たしたちの心を守ってくださいます。 第一の条件は信仰です。第二の条件は服従です。神は、わたしたちに多くの事柄 が臨むのを許されます。もしわたしたちが、神がわたしたちに対して求めている 事を拒絶するなら、もしわたしたちが神のみこころを受け入れないなら、もしわ たしたちが他の願いを持つなら、わたしたちは内側の安息を失うでしょう。わた したちは、安息は献身から来ることを認識すべきです。ですから、何か困難が起 こる時、わたしたちは主のくびきを負って、主から学ぶ必要があります。わたし たちは自分自身の意志にしたがって行動することはできないかもしれませんし、 また苦難を被るかもしれませんが、わたしたちは安息を持つでしょう。もしわた したちが主に対して、「主よ、何であれあなたがわたしに望む事を、わたしは行 ないます」と言うなら、わたしたちは安息を持つでしょう。しかしながら、もし わたしたちが進んで服従しようとしないなら、もしわたしたちが自分の道を選ぶ なら、もしわたしたちが自分の生活を選ぶなら、もしわたしたちが自分の望みを 大切にするなら、わたしたちは安息を失うでしょう。わたしたちの個人的な願望 や不満はすべて、わたしたちから内側の安息を奪い去るでしょう。わたしたちが 主に対して、「主よ、何であれあなたがわたしに与えてくださるものが、最上の ものです。わたしは進んであなたの道を歩み、あなたのみこころを選び、自分自 身の意志をわきに置きます」と言うなら、安息がわたしたちの心を満たすでしょ う。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウオッチマン・ニー全集第37巻「一般的なメッセージ(一)」(1998年版)メッセー ジ第19編から引用されています。いずれも日本福音書房から出版されています。