サタンは裁かれた ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― ヨハネ16:8 彼が来ると、罪について、義について、裁きについて、世の人に自 らを責めさせるであろう。(11節)裁きについてとは、この世の支配者が裁かれた からである。 ヨハネ12:31 今は、この世が裁きを受ける時である。今、この世の支配者は追 い出される。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― サタン、悪魔は、罪の創始者、死の起源、すべての罪人の父、この世の支配者で す。ですから、裁きはサタンのために用意されたのです。わたしたちは、裁きは 人のためではなくサタンのためであることを、認めなければなりません。人を裁 くことは、神の意図ではありません。なぜなら、神の裁きはサタンのためである からです。火の池は、サタンに対する神の裁きとして用意されました。それは決 して人のために意図されたのではありません。しかし、もしあなたが、アダムか ら出てキリストの中に入るのを拒むなら、サタンのためにある裁きを受けるでし ょう。 この世の支配者サタンは十字架上で、キリストの肉の中で裁かれました (12:31-33、 3:14)。このようにサタンを裁くことによって、サタンの上に掛かっていたこの 世も裁かれました。ですから、主が上げられたことは、この世を裁き、その支配 者であるサタンを追放したのです。 福音とは、わたしたちがアダムにあって罪人であること、しかしキリストにあっ て義であり、義とされることができるということです。もしアダムからキリスト の中に移されようとしないなら、サタンと共に裁きを受けるという警告を、わた したちは受けなければなりません。言い換えれば、あなたはアダムの中に生まれ ましたが、神の意図は、あなたをアダムから連れ出して、キリストの中へと移す ことです。もし神の意図に同意しないなら、アダムの中にとどまり、サタンと共 に裁きを受けなければなりません。罪はアダムのものであり、義はキリストのも のであり、裁きはサタンのためです。進んでアダムからキリストの中に移されよ うとするなら、あなたは救われ、裁きとは何の関係もなくなります。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉 は、 ウイットネス・リー著「新約ライフスタディ・ヨハネによる福音書(二)」(1996 年版)メッセージ第36編から引用されています。いずれも日本福音書房から出版 されています。