信じることを通してキリストの中へと移される ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― ヨハネ16:8 彼(その霊)が来ると、罪について、義について、裁きについて、世 の人に自らを責めさせるであろう。(9節)罪についてとは、彼らがわたしの中へ と信じないからである。 ローマ5:12 こういうわけで、一人の人(アダム)を通して罪がこの世に入り、そ して罪を通して死が入ったように、すべての人が罪を犯したために、死がすべて の人に及びました。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― 罪はアダム(最初の人)と関係があります。なぜなら、罪はアダムを通して人類 に入って来たからです。わたしたちはアダムにあって罪から生まれました。あな たがアダムにあって生まれたのでしたら、罪人に生まれたのです。事実、わたし たちは六千年間も罪人でした。人としてあなたはわずか二十二歳であったとして も、罪人としてあなたは六千歳です。若い罪人はいません。すべての罪人は非常 に年を取っており、アダムと同じ年です。わたしたちは罪を犯して罪人となる必 要はありません。なぜなら、わたしたちはすでに罪人に生まれついているからで す。 ここ(9節)の罪は、アダムからキリストの中へと進んで移されようとしないこと です。もし人々がアダムの中にとどまっていたいと願うなら、それは、彼らが古 い領域にとどまって、新しい領域、すなわちキリストの中へと移りたくないこと を意味します。銀行強盗をしたり、夫を欺いたり、両親にうそをついたりする必 要はありません。あなたは紳士であるかもしれませんが、主イエスの中へと信じ ない限り、滅びる運命にあります。あなたの罪深い状況から逃れる唯一の道は、 主の中へと信じることであり、滅びへとあなたを資格づける唯一の罪は、主の中 へと信じないことです。ですから、そのかぎは、今日わたしたちが信じるかどう かです。わたしたちが信じるなら、アダムからキリストの中へと移されるでしょ う。しかし、もし信じないなら、わたしたちは滅びるでしょう。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウイットネス・リー著「新約ライフスタディ・ヨハネによる福音書(二)」(1996 年版)メッセージ第36編から引用されています。いずれも日本福音書房から出版 されています。