神の中に立場を持つ ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― ヨハネ14:6 イエスは彼に言われた、「わたしは道であり、実際であり、命であ る。わたしを通してでなければ、だれも父に来ることはない。(7節)あなたがた がわたしを知っていたなら、わたしの父をも知っていたはずである。今からあな たがたは彼を知る。そしてすでに彼を見たのである」。(20節)その日には、わた しがわたしの父の中におり、あなたがたがわたしの中におり、わたしがあなたが たの中にいることを、あなたがたは知るであろう。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― 主の死と復活は、わたしたちを神の中へもたらすハイウェーを用意しました。彼 が十字架につけられる前は、わたしたちが御父の中へ入るのを妨げる多くの障害、 多くの妨げがありました。主はすべての山を取り除き、すべての溝を埋め、ハイ ウェーを整え、通行料をすべて支払われました。わたしたちが支払うべき何の料 金もありません。わたしたちは直接、神の中へ来てよいのです。 良きおとずれを聞いてください。神の御前と神の中での場所が、わたしたちのた めに用意されました。主イエスの御名を信じる限り、わたしたちは神の御前と神 の中での立場を持ちます。わたしたちはみな叫ばなければなりません、「ハレル ヤ! わたしは神の御前で立場を持っています。わたしは神の内側にさえ立場を 持っています。神ご自身でさえ、わたしを拒むことはできません。ああ、キリス トが準備された働きのゆえに、義なる神は決してわたしを追い出すことができま せん。わたしは神の中にそのような堅固な立場を持っています」。わたしは神の 中にいるという事実について、とても安心していることを、あなたがたに証しす ることができます。十字架につけられ復活させられたキリストがなければ、わた したちは決してこの確信を持つことはできなかったでしょう。しかし、主が十字 架を経過し、死人から復活させられたからには、わたしたちは神の御前で地位を、 また神の中で立場を持っていることを知っています。 主の贖いは、わたしたちのために天に場所を用意することではありません。主の 贖いは、わたしたちのために神の中に場所を用意することです。この思想は何と 神聖なことでしょう! この思想は最高の水準にあります。主はわたしたちを贖 って、わたしたちを神の中へともたらし、わたしたちのために神の中に場所を用 意されました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウイットネス・リー著「新約ライフスタディ・ヨハネによる福音書(二)」(1996 年版)メッセージ第30編から引用されています。いずれも日本福音書房から出版 されています。