あらしのただ中で信仰を持つ(2) ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― ヘブル12:2 わたしたちの信仰の創始者、また完成者であるイエスを、ひたすら 見つめていなさい。彼はご自分の前に置かれた喜びのために、恥をもいとわない で十字架を耐え忍び、そして神の御座の右に座しておられるのです。 マタイ11:28 すべて労苦し重荷を負っている者は、わたしに来なさい。そうす れば、わたしはあなたがたに安息を与える。(29節)……そうすれば、あなたがた は魂に安息を見いだすであろう。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― (全2編のうちの第2編) わたしたちは主を信じる必要があります。そしてわたしたちの環境や状況を見る 必要はありません。あらしを見るのではなく、安息しておられる主を見ましょう。 あなたはどちらに従いますか、あらしにですか、それとも安息しておられる主に ですか? わたしたちは主に対し次のように言いたいことでしょう、「主よ、あ なたは安息しておられる以上、わたしはあなたと共に安息します。風は吹くに任 せます。あなたは安息しておられるのですから、わたしはあなたと共に安息する ことができるのです」。 しばしば主と一緒の旅において、わたしたちはあらしや風に遭遇するでしょう。 その時、わたしたちはそらされて、主の言葉と、主がわたしたちと共におられて 主が安息しておられるという事実とを、忘れるかもしれません。あなたは「主よ、 あなたは安息しておられるのですから、わたしも安息します」と言うことができ ますか? わたしたちはみなこれを実行することを学びましょう。 ルカの描写によれば、わたしたちが主によって定められた道を歩んでいる間、主 は安息しておられるでしょう。そして敵は忙しいでしょう。悪霊と悪鬼どもは、 わたしたちの旅をざ折させるためにむきになって嵐を起こすでしょう。わたした ちは、実はこれはわたしたちの旅ではないことを覚えておく必要があります。そ れは主の旅です。そしてわたしたちは主と一緒に旅をしているのです。わたした ちは主の道を歩んでいるのです。そして主はわたしたちと共にその道にあるので す。実は、主はわたしたちと共にその舟の中にさえおられるのです。悩まされる どころか、わたしたちは安息しておられる主の中で平安を持つべきです。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウイットネス・リー著「ライフスタディ・ルカの福音書(二)」(1987年版)メッセ ージ19から引用されています。いずれも日本福音書房から出版されています。