神の守る力(1) ――――――――――――――聖書の節(回復訳)――――――――――――一 1ペテロ1:5 あなたがたは、終わりの時に現されるために用意されている救いへ と、信仰を通し、神の力によって守られています。 2テモテ1:12 そのために、わたしもこのような苦難を受けているのですが、わた しは恥としません。なぜなら、わたしは自分の信じてきた方を知っており、その 方はわたしが託したものをかの日に至るまで守ることができると、確信している からです。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― (全2編のうちの第1編) 神がわたしたちを守ってくださるためには条件があることを、覚えておかなけれ ばなりません。もしわたしたちが神を信じなければ、神はわたしたちを守ってく ださることができません。わたしたちが神の救いを経験し、神の守りを得るため には,必ず専一に信じる信仰をもって神の約束を信じる必要があります。例えば、 あなたが救われた後、一つの疑問を抱いて、この勝利の経験がどれほど長く続く のだろうかと思っているとします。あなたはこのようであれば、根本的に神の守 ってくださる力を信じていないことになります。あなたは神の守ってくださる力 を信じる必要があります。あなたは毎朝起きた時、すぐ神に次のように言うべき です、「神よ、あなたに感謝します。あなたは昨日、わたしを守ってくださいま した。今日、あなたはやはり同じように守ってくださっています。今日、わたし の上にどれほどの試みが臨むのか、そしてどのようにすれば勝利を得ることがで きるのか、わたしにはわかりません。わたし自身には方法がないのですが、わた しは神がわたしを守ってくださることを信じます」。 神はご自身を信じる者たちを守ってくださいます。試みがあなたの上に臨む時、 あなたは自分自身で対処しなければならないと思う必要はありません。神の守る 力はわたしたちを切り抜けさせてくださるでしょう。またあなたは、すべての罪 から離れることができるよう神が守ってくださることを信じるべきです。もしあ なたがこのように信じるなら、一つの不思議なことが生じるのを見ることができ るでしょう。突如として試みがあなたに臨む時、なぜかわからないのですが、す べての火の矢がみなはね返っていることを見るでしょう。これは信仰の盾です。 この盾は、あなたとサタンとの間に置かれています。サタンの火の矢が飛んでき ても、ただ盾に当るだけで、あなたは当らないのです。そして矢はサタンの所に 戻っていくのです。 パウロはここで一つの事をしました。すなわち主に託すことです。あなたが主を 信じるなら、主に託すべきです。主はただ、主にすでに託した人を守ることがで きるだけです。多くの人が、守る力の益を得ることができないのは、まだ彼が自 分を神の御手の中において、「神よ、わたしは自分をあなたの御手の中に置き、 あなたに守っていただくように託します」と言っていないからです。兄弟姉妹よ、 あなたは自分を神の御手の中に置いたでしょうか? もしあなたが主にゆだねる ことができたなら、あなたはパウロのように言うことができるでしょう、「わた しは、主がわたしの託したものを、かの日に至るまで守ることができると確信し ています」。 (明日に続く) ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウオッチマン・ニー全集第37巻「一般的なメッセージ(一)」(1998年版)メッセー ジ第3編から引用されています。いずれも日本福音書房から出版されています。