その霊についての二つの約束(3) ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― ガラテヤ5:22 しかし、その霊の実は、愛、喜び、平和、辛抱強さ、親切、善良、 信実……です。 使徒1:8 しかし、聖霊があなたがたの上に臨む時、あなたがたは力を受ける…… また地の果てまでも、わたしの証し人となるであろう。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― (全3編のうちの第3編) 聖霊は人の中に住んで人の命となり、人の上にとどまって人の力となります。聖 霊の内住は新約において、キリストによって彼の死の前に約束され、主の復活の 時に成就しました。人の中に聖霊が内住する目的は、信者に対して命となるため であり、また信者の生活の中で聖、義、忍耐、喜びというような聖霊の実を生み 出すためです。 人の上に聖霊を注ぐことは、旧約において御父によって約束されました。この約 束は、主によって、彼の昇天の前に確認されました。聖霊のこの面の働きは、主 の昇天と関係があり、主が昇天し高く引き上げられた後に成就しました。人の上 に聖霊を注ぐ目的は、信者たちに主の力を着せて証しさせるためであり、また聖 霊の賜物を生み出して、信者たちに力を与えて、主のために働かせ、主のみここ ろを成就させるためです。 ひとたび人が主を信じると、聖霊は必ずその人の中に内住します。同時に、彼は 聖霊の注ぎも経験することができます。これらのことをはっきり区別するなら、 すばらしい事が起こるのを見るでしょう。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウオッチマン・ニー全集第41巻「特別集会、メッセージ、談話の記録(一)」 (1998年版)メッセージ第22編から引用されています。いずれも日本福音書房から 出版されています。