神のみこころを行なうことを決心する(1) ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― ヨハネ7:17 だれでも彼のみこころを行なおうとするなら、その教えについて、 それが神からのものか、それともわたしが自分から語っているのかを知るであろ う。 2コリント5:14 なぜなら、キリストの愛がわたしたちに押し迫っているからで す。そこでこう判断しました。一人の方がすべての人のために死なれたからには、 すべての人が死んだのです。(15節)そして、彼がすべてのために死なれたのは、 生きている者が、もはや自分自身にではなく、彼らのために死んで復活された方 に生きるためです。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― (全2編のうちの第1編) 救われる前、わたしたちはすべて自分の心のままに行なっていました。当時は自 分自身に仕え、自分自身を喜ばせていました。自分の喜ぶこと、好きなことであ れば、それを行なっていました。しかし、今日わたしたちは主を信じる者となり ました。キリスト・イエスを救い主として受け入れました。また彼はわたしたち が仕える主であり、わたしたちは主に買い戻された者、主に属する者、主に帰さ れた者、主に仕える者であることを認めました。ですから、救われた後、わたし たちには一つの根本的な変化がなければなりません。それは、わたしたちの行動 や人となりが、もはや自分の好みによるのではなく、神のみこころどおりでなけ ればならないということです。 主を信じた後、わたしたちの生活の中心は変わりました。この中心は、もはや自 分自身ではなく、わたしたちの主になりました。いったん救われたなら、第一に 「主よ、わたしは何をすべきでしょうか?」と問うべきです。パウロはそのよう に問いましたが(使徒22:10)、わたしたちもこのように問うべきです。何かの 出来事に遭遇した時、「主よ、わたしの意志のままではなく、あなたのみこころ のままになさってください」と主に言うべきです。自分たちの前途を決定する時、 自分の進路を選ぶ時、いつでも主に言うべきです、「主よ、わたしの意志のまま ではなく、あなたのみこころのままになさってください」。 わたしたちの得た命は、わたしたちの内側で神のみこころにしたがって歩むよう にという基本的な要求をします。わたしたちが神のみこころどおりに行なえば行 なうほど、内側にますます喜びがあります。もし以前のように自分の意志にした がって行動するなら、楽しくないどころか、苦しむことになるでしょう。 (明日に続く) ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウオッチマン・ニー全集第49巻「初信者を成就するメッセージ(二)」(1999年版) メッセージ第27編から引用されています。いずれも日本福音書房から出版されて います。