わたしたちは賛美を始め、神は働きを始める ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― 歴代下20:21 ……彼(ユダの王ヨシャパテ)は民と相談し、主に向かって歌う 者たち、聖なる飾り物を着けて賛美する者たちを任命した。彼らが武装した者の 前に出て行って、こう歌うためであった。「主に感謝せよ。その恵みはとこしえ まで。」(22節)彼らが喜びの声、賛美の声をあげ始めたとき、主は伏兵を設けて、 ユダに攻めて来たアモン人、モアブ人、セイル山の人々を襲わせたので、彼らは 打ち負かされた。(新改訳) ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― 人々が歌い始めた時、主は伏兵を設けて、アモン人、モアブ人、セイル山の人々 を襲わせました。兄弟姉妹よ、わたしたちが賛美を始める時にのみ、神は働くこ とができるのです。わたしたちが賛美を始めるやいやな、神は働き始めます。 兄弟姉妹よ、わたしたちは多くの誘惑に直面しており、またわたしたちには多く の試みがあることを、わたしは知っています。身体の弱さ、環境の不順さ、仕事 におけるさまざまな困難があるかもしれません。わたしたちは次のように言うか もしれません、「わたしはどうすべきでしょうか? どうすればわたしは勝利を 得ることができるでしょうか?」。兄弟姉妹よ、わたしたちは勝利を得るべきで あることは知っています。しかし、わたしたちの口調が間違っています。誘惑が やって来る時、わたしたちは「ハレルヤ!」と言うべきです。試みがやって来る 時、わたしたちは「ハレルヤ!」と言うべきです。わたしたちは困難がやって来 るのを見る時、「ハレルヤ!」と言うべきです。いったんわたしたちが「ハレル ヤ」と叫ぶなら、敵は打ち破られるでしょう。わたしたちが賛美する時はいつも、 わたしたちの神は働き始められるでしょう。いったんわたしたちが歌い始めるな ら、神は働き始められるでしょう。 兄弟姉妹よ、わたしたちが自分にはできないことを認識するだけでは、十分では ありません。また、神にはできることを信じるだけでも、十分ではありません。 わたしたちは心から叫ばなければなりません、「ハレルヤ! わたしが試みの下 にあることを、神に感謝します。わたしにはできないことを、神に感謝します。 勝利がわたしのものであることを、神に感謝します」。ヨシャパテは歌い続けま した。なぜなら、彼は自分が勝利を得ていることを信じたからです。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウオッチマン・ニー全集第24巻「勝利を得る命」(1997年版)メッセージ第10編か ら引用されています。いずれも日本福音書房から出版されています。