復活されたキリストの息はその霊である



――――――――――――――聖書の節（回復訳）――――――――――――

ヨハネ20:21　イエスはまた彼らに言われた、「平安があなたがたにあるように。

父がわたしを遣わされたように、わたしもあなたがたを遣わす」。(22節)彼はこ

う言って、彼らの中に息を吹き込んで言われた、「聖霊を受けよ」。



―――――――――――――――務めの言葉―――――――――――――――

御父が主を遣わされたのと同じように、主はわたしたちを遣わすと言われました。

御父は御子の中にいることによって、御子を遣わされました。御父の命、性質、

臨在、御父ご自身が、御子と共に来られたのです。同じように、御子は今わたし

たちを遣わされます。御子はわたしたちを、彼の命、彼の性質、彼の臨在と共に

遣わされます。御父が御子と一つであることによって、また御子の内側におられ

ることによって、御子を遣わされたように、同じ方法で御子はわたしたちと一つ

であることによって、またわたしたちの内側におられることによって、わたした

ちを遣わされます。



主がわたしたちを遣わされる方法は、聖霊をわたしたちの中に吹き込むことによ

ってです。こういうわけで主は、「わたしもあなたがたを遣わす」と言った直後

に、彼らの中に聖霊を吹き込まれたのです。息を吹き込むことによって、彼はそ

の霊として弟子たちの中に入り、永遠に彼らの中に住まわれます。ですから、弟

子たちがどこへ遣わされても、主は常に彼らと共におられます。主は彼らと一で

す。後ほど見ますが、聖霊をわたしたちの中に吹き込むことは、主がご自身をわ

たしたちの中に吹き込むことを意味します。主はわたしたちの中にいることによ

って、わたしたちを遣わされます。主がわたしたちと一であり、わたしたちの中

にいることができる唯一の方法は、ご自身をわたしたちの中に吹き込むことによ

ります。ですから、わたしたちは、キリストの実際であるその霊を受け入れなけ

ればなりません。言い換えれば、これはまさに、わたしたちがキリストご自身を

受け入れたことを意味します。



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新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、

ウイットネス・リー著「新約ライフスタディ・ヨハネによる福音書(二)」(1996

年版)メッセージ第46編から引用されています。いずれも日本福音書房から出版

されています。