週の初めの日 ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― ヨハネ20:1 さて、週の初めの日に、マグダラのマリヤは早朝、まだ暗いうちに 墓に来ると、墓から石が取りのけられているのを見た。(2節)そこで彼女は走っ て行き、シモン・ペテロと、イエスが愛しておられたもう一人の弟子の所に来て、 彼らに言った、「だれかが主を墓から取り去りました。彼をどこに置いたのか、 わたしたちにはわかりません」。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― 主の復活は、新しい世代と新しい時代への道を開く新しい出発でした。こういう わけで、主は「週の初めの日に」復活されたのです。この日は聖書の中で最も大 いなる日です。それが「週の初めの日」と呼ばれるのは、それが新しい始まりで あることを意味します。一週間は七日間であり、初めの日は新しい出発を示しま す。なぜ主は週の六日目や七日目に、あるいは他の日に復活されなかったのでし ょうか? それは、主の復活が新しい期間、新しい時代、新しい世代をもたらし たからです。 旧創造には七日間ありました。神は六日間で創造し、七日目に休まれました。こ れらの七日間は旧創造の時代でした。主イエスの復活によって、別の世代が新し く始まりました。旧創造は七日間に属しました。今や、その七日間の後、もう一 つの初めの日をもって新しい始まりがあります。言い換えれば、主の復活によっ て、旧創造は過ぎ去り、新創造が始まったのです。古い世代は終わり、新しい世 代が始まりました。こういうわけで、もう一つの週の初めの日は、新創造、新し い世代、新しい時代の始まりを象徴します。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウイットネス・リー著「新約ライフスタディ・ヨハネによる福音書(二)」(1996 年版)メッセージ第44編から引用されています。いずれも日本福音書房から出版 されています。