主の名の中へ集められる 

――――――――――――――聖書の節（回復訳）―――――――――――― 
マタイ18:18　まことに、わたしはあなたがたに言う。あなたがたが地上で縛る 
ものはすべて、天で縛られていたものであり、あなたがたが地上で解くものはす 
べて、天で解かれていたものである。(19節)また、まことに、わたしはあなたが 
たに言う。あなたがたのうちの二人が求めるどんな事でも、地上で調和一致する 
なら、それは天におられるわたしの父によって成就される。(20節)二人または三 
人がわたしの名の中へ集められている所には、わたしがその中にいるからである。 

―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― 
なぜ地上にこんな大きな力があるのでしょうか？　なぜ調和一致した祈りには、 
このような大きな力があるのでしょうか？　なぜ二人または三人の調和一致した 
祈りに、こんなに大きな力があるのでしょうか？　それが力強いのは、わたした 
ちが主の名の中へ集められる時はいつでも、主がそこにおられるからです！　こ 
れが、わたしたちが調和一致する理由です。18節は、地上と天との関係を述べて 
います。19節は、地上での調和一致した祈りを述べており、20節は、どのように 
すればわたしたちがこの調和一致を持つことができるかを言っています。 

わたしたちは召されて、集まります。わたしたちが集会に来るのを選択するので 
はありません。わたしたちは召し集められて、集会に来るのです。自分から集会 
に来るのと、召し集められて集会に来るのとでは、同じではありません。召され 
て集まるのは、主によって召し集められて来ることです。あなたが自分で来るの 
ではありません。主があなたを来るように召されるのです。多くの人が集会に来 
るのは、見て、観察するのにすぎません。これは結局、何にもなりません。しか 
し、ある人については、主が彼の内側に語りかけて、もし今日行かなければ、何 
かが欠けていると感じさせます。このようにして主によって召し集められて来る 
人は、主の名の中に集められるのです。彼らは主の名のために集まります。この 
ような兄弟姉妹は、集まる時にはいつでも神に対して次のように言うことができ 
ます、「わたしがここにいるのは、主の名のためであり、御子が栄光を得るため 
です。わたしがここにいるのは、わたし自身のためではありません」。すべての 
兄弟姉妹が主の名のために召し集められる時、一つ心があり、調和一致がありま 
す。主に感謝します。もしあなたが自分自身のために集会に来るなら、調和一致 
はないでしょう。あなたがあるものを必要とすることが、あなたが必要とするか 
らではなく主が必要とするからであり、またあなたがあるものを必要としないこ 
とが、あなたが必要としないからではなく主が必要としないからであるなら、調 
和一致があるでしょう。 

神の子たちは、主によって、主の名の中へ召し集められるのです。主は言われま 
す、「わたしがその中にいるからである」。主はそこで導いておられます。主は 
彼らを、彼らの中で導いておられます。主が彼らを導き、照らしており、また主 
が語り、啓示を与えておられるのですから、何であれ地上で縛られるものは天で 
も縛られ、何であれ地上で解かれるものは天でも解かれるのです。なぜなら、主 
は教会と共に縛り、解いてくださるからです。 

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新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 
ウオッチマン・ニー全集第22巻「教会の祈りの務め」(1996年版)メッセージ第1 
編から引用されています。いずれも日本福音書房から出版されています。