実を結ぶ ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― ヨハネ15:8 あなたがたが多くの実を結ぶことで、わたしの父は栄光を受けられ、 こうしてあなたがたはわたしの弟子となる。(16節)あなたがたがわたしを選んだ のではない。むしろ、わたしがあなたがたを選んだのである。そしてあなたがた を立てた。それは、あなたがたが出て行って実を結び、あなたがたの実が残るた めであり、あなたがたがわたしの名の中で父に求めるものは何でも、彼があなた がたに与えてくださるためである。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― 中国北部のわたしの故郷には、多くのりんごの果樹園がありました。毎年わたし たちは、木々が果実を実らせる九月を楽しみにしていました! わたしたちは、 りんごの木々の栄光の現れを見ることをとても喜びました! わたしたちが果樹 園から離れているのに、りんごの香りをかぐことができました。 キリストが実ぶ実は、それよりもさらに美しく、また芳しいです。わたしたちが その実です! もしキリストが彼の復活の後、一人も弟子を生み出さなければ、 彼はただ一人のままであったでしょう。しかしながら、彼の復活の後、百二十人 がエルサレムにいたのです! そして三千人が加えられました。今日、全世界に、 キリストの復活によって生み出された「りんごの果樹園」があります。 実を結ぶとは何でしょうか? それは、内なる命の豊富が満ちあふれることです。 あなた自身の努力で人々をキリストにもたらそうとしてはいけません。策略を用 いて魂を勝ち取ろうとしてはいけません。実を結ぶとは、あなたの内なる命が満 ちあふれることです。わたしたちは、絶えずキリストをわたしたちのすべてとし て享受する必要があります。そうすれば、内なる命の満ちあふれを持つでしょう。 この内なる命の満ちあふれから、他の人に届く流れが出て来て、彼らの命の中へ と浸透するでしょう。この流れは多くの実を結ぶでしょう。それは単なる宣べ伝 えや魂の獲得ではありません。それは内なる命の豊富の満ちあふれによって実を 結ぶことでなければなりません。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウイットネス・リー著「新約ライフスタディ・ヨハネによる福音書(二)」(1996 年版)メッセージ第33編から引用されています。いずれも日本福音書房から出版 されています。