他の信者たちを愛する ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― ヨハネ15:12 わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合 いなさい。これがわたしの戒めである。(17節)わたしがこれらの事をあなたがた に命じるのは、あなたがたが互いに愛し合うためである。 1ヨハネ3:14 わたしたちは死から命へと移っていることを知っています。なぜ なら、わたしたちは兄弟たちを愛しているからです。愛さない者は死の中に住ん でいます。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― わたちたちは分離した多くの木の枝ではありません。わたしたちは同じ木(キリ スト)のすべての枝です。ですから、わたしたちは良い交わりを、木と持つだけ でなく、他のすべての枝とも持つ必要があります。もしわたしたちが互いに愛し 合わないなら、実を結ぶことは非常に難しいでしょう。もし互いに愛し合わない なら、それはわたしたちとぶどうの木との交わりが切り離されたことを意味しま す。実を結ぶためには、互いに愛し合わなければなりません。 わたしたちすべての内側の命は、一つの命です。あなたの中にある命は、わたし の中にある命と全く同じです。これは、わたしたちの肉体の中の血液の循環に似 ています。わたしたちの体の中の血液は、わたしたちの体のあらゆる肢体を経て 循環します。同じように、すべての枝の内側の命は一つです。この命は、すべて の枝を通して絶えず循環していなければなりません。そうすれば、すべての枝は とても生き生きとして、命の豊富で満たされ、実を結ぶでしょう。 わたしたちは、わたしたちの中にある命によって、愛の中でわたしたちの関係を 保ち、互いに愛し合わなければなりません。この命は主ご自身です。互いに愛し 合うことは、教会生活、からだの生活です。からだの生活は、愛の生活、愛の中 にある生活です。わたしたちは、人間的な愛をもってではなく、神聖な命の中で、 神聖な命をもって、互いに愛し合うべきです。枝は多くありますが、それらは一 つです。それはぶどうの木と一つであり、互いに一つです。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウイットネス・リー著「新約ライフスタディ・ヨハネによる福音書(二)」(1996 年版)メッセージ第35編から引用されています。いずれも日本福音書房から出版 されています。