福音を宣べ伝える機会のために祈る

――――――――――――――聖書の節（回復訳）――――――――――――
エペソ6:19　また、わたしのためにも祈ってください。それは、わたしが口を開
く時、言がわたしに与えられ、福音の奥義を大胆に告げ知らせることができるた
めです。(20節)この福音のために、わたしは鎖につながれている大使ですが、鎖
につながれていても、語るべきように大胆に語れるように、祈ってください。

―――――――――――――――務めの言葉―――――――――――――――
あなたはまた、人々に語る機会を与えてくださるよう、常に神に祈り求めなけれ
ばなりません。祈れば、神は語る機会を与えてくださるでしょう。ある姉妹は、
多くの女性を集めて週に一度バイブルスタディを導いていました。この女性たち
はみな同じある会社で働いていましたが、だれもまだ主を信じてはいませんでし
た。彼女たちのうちで一人、特別きれいに化粧をしていて、とてもごう慢で、何
を言っても受け入れようとしない人がいました。その姉妹は彼女に目をつけてずっ
と祈り、神に語る機会を与えてくださるよう求めていました。ある日、彼女を家
に招いてお茶を飲もうと感じました。その女性は社交的だったので、招きに応じ
ました。

彼女がやってきた時、この姉妹は彼女に主を信じるようにと勧めました。彼女は
次のように言いました、「わたしは主を信じることができません。わたしは賭け
事をするのも好きだし、色々な遊びも楽しいです。それがなくなるのはいやです
から、イエスを信じることはできません」。彼女は、「そんな代価は大きすぎて
払えません」と言いました。そこでその姉妹は、「帰って考えてみてください」
と言い、続けて彼女のために祈りました。彼女は帰ってから、ひざまずいて祈り
ました。祈った後、彼女は突然、言いました、「わたしは今日から主イエスに従
うことに決めました」。彼女は突然、変わってしまったのです。どうしてかわか
りませんが、彼女の心は突然、変わってしまったのです。そして服装も変え、以
前のような化粧もしなくなりました。不思議なことが次々と起こって、一年のう
ちに彼女の勤めている会社の多くの同僚が彼女によって一人一人と主の御前に導
かれたのです。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――
新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、
ウオッチマン・ニー全集第49巻「初信者を成就するメッセージ(二)」(1999年版)
メッセージ第19編から引用されています。いずれも日本福音書房から出版されて
います。