聖霊の流れに開く

――――――――――――――聖書の節（回復訳）――――――――――――
ヨハネ7:37　祭りの終わりの大いなる日に、イエスは立って叫んで言われた、
「だれでも渇く者は、わたしに来て飲むがよい。(38節)わたしの中へと信じる者
は、聖書が言っているように、その人の最も内なる所から、生ける水の川々が流
れ出る」。

―――――――――――――――務めの言葉―――――――――――――――
ある人たちは次のようにあなたに言うでしょう、「あなたは生ける水の経路とな
るべきです。あなたは聖霊と一つになって、生ける水である聖霊があなたの中に
流れ込むようにしなければなりません」。しかし、経路には両端があります。こ
の聖霊の経路、この命の経路にも、両端があるのです。一つは聖霊に、命に、主
に向かっていますが、もう一つは人に向かっています。人に向かっているこの端
が閉じていれば、生ける水は永遠に流れることができません。主に向かって開い
ていればそれで十分であるという誤った考えを持ってはなりません。主にだけ開
いている人を通しては、生ける水は流れません。主に一つの端を開き、人にもう一
つの端を開かなければなりません。両端が開かれる時にはじめて、生ける水は流
れ出ます。多くの人が神の御前で力がないのは、主に向かう端が開かれていない
からかもしればせんが、おそらくもっと多くの場合は、彼らが人に対して証しを
したり、人を主に導いたりするもう一方の端が開かれていないからです。それで
力がないのです。

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新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、
ウオッチマン・ニー全集「初心者を成就するメッセージ(ニ)」(1999年版)メッセ
ージ第18編から引用されています。いずれも日本福音書房から出版されています。