神の愛の中で聖とされる ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― エペソ1:4 すなわち、この方は、愛の中で、御前に聖く傷のない者になるよう にと、この世の基が置かれる前から、キリストの中でわたしたちを選び、……。 1ペテロ1:16 というのは、「わたしが聖であるから、あなたがたも聖となるべ きである」と書かれているからです。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― ここの愛は、神がご自身の選んだ者たちを愛した愛、そして神に選ばれた者たち が神を愛する愛を言います。神に選ばれた者たちが御前に聖く傷のない者となる のは、この愛、そのような愛の中でです。まず、神がわたしたちを愛してくださ いました。するとこの神聖な愛が、わたしたちに吹き込まれて、彼を愛し返させ ます。そのような愛の状態と雰囲気の中で、わたしたちは神に浸透されて、彼の ように、聖く傷のない者になるのです。ですから、聖となるためにわたしたちは 神の愛の中にとどまる必要があります。 例えば、朝の主との時間において、あなたは主の愛の中で主で浸し込まれ、浸透 される過程にあるでしょう。しかし、あなたの妻があなたを怒らせる事を言って、 あなたは短気を起こしてしまいます。こういうわけで、朝食の後、あなたは自分 の部屋に戻って祈ります、「おお、主よ、赦してください。わたしはあなたに浸 透されていたのに、妻の一言がわたしをあなたから引き離しました。主よ、わた しを浸し込まれるよう引き戻してください。主よ、清める血のゆえにあなたを賛 美します!」。この例証の目的は、わたしたちが神との接触の中にいる時、わた したちが聖であることを指摘することです。神から離れる時、わたしたちは聖で はありません。わたしたちを彼との交わりの中にとどまるようにと引き戻すのは、 彼の愛です。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウイットネス・リー著「新約ライフスタディ・エペソ人への手紙(一)」(2001年 版)メッセージ第3編から引用されています。いずれも日本福音書房から出版され ています。