キリストで満足する ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― ヨハネ4:14 しかし、わたしが与える水を飲む者はだれでも、決して永遠に渇く ことはない。わたしが与える水は、その人の内で泉となって、永遠の命へとわき 出るのである。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― ヨハネによる福音書第4章には、あのサマリヤの女が出てきます。主は彼女に生 ける水のことを話されました。人は地上に生きていても、生ける水がなければ満 足がないことを、彼女は見いだしました。この井戸の水を飲む者は、再び渇きま す。人は何回飲んでも、飲んだだけ渇き、決して満足することはできません。主 の水だけは、飲めば渇くことがありません。なぜなら、泉がわたしたちの内側で わき上がり、わたしたちをずっと満足させるからです。この内側の満足だけが、 人を真に満足させることができます。 この女は五度も結婚しました。一人の夫が駄目だと、次の夫に嫁ぎ、また駄目だ と次の夫と、五人も夫を代えたのですが、やはり満足がありませんでした。現在、 一緒にいる男性でさえ、彼女の夫ではありませんでした。彼女は依然として満足 できませんでした。しかし、主は彼女を満足させることのできる生ける水を持っ ておられました。主イエスは彼女に、自分がだれであるかを明らかに示しました。 彼女はこの主を得た時、水がめを投げ捨て、町に走って行って言いました、「来 て、見てください。わたしの行なったことをすべて、わたしに告げた人がいます。 この方がキリストではないでしょうか?」(29節)。彼女が第一にしたことは、証 しをしたことです。何を証ししたのでしょうか? キリストを証ししたのです。 彼女は証しをして言いました、「この方がキリストではないでしょうか?」。彼 女は主を知ったらすぐに口を開いて、この方がキリストであると思うと、人々に 告げたのです。多くの人が、この女の言葉によって信じました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウオッチマン・ニー全集第49巻「初信者を成就するメッセージ(二)」(1999年版) メッセージ第18編から引用されています。いずれも日本福音書房から出版されて います。