輝き続ける教会の証し ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― ヨハネ9:5 わたしは世にいる間、世の光である。 エペソ5:8 なぜなら、あなたがたはかつては暗やみでしたが、今は主の中で光 であるからです。 マタイ5:14 あなたがたは世の光である。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― 一本のろうそくに火をともすとき、その光はどれくらいもつでしょうか? もち ろん、燃え尽きてしまえば、そこで終わりです。もしもう一本ろうそくを持って きて、初めのろうそくと一緒に火をともすなら、光は倍になります。初めのろう そくの光は、もう一本のろうそくに火をともしたことで減ってしまったでしょう か? 減ってしまうことはありません。ここでまた第二のろうそくをつかって、 第三のろうそくに火をともしたとしたら、第二のろうそくの光は減ってしまうで しょうか? 減ることはありません。一本一本のろうそくの光はみな、ろうそく が燃え尽きてしまえば、それで終わりです。しかし、一本目が燃え尽きても、二 本目はまだ輝いています。二本目が燃え尽きても、三本目が続いています。この ようにして、さらにもう一本、もう十本、もう百本、もう千本と火をつけるなら、 この光はずっと続いていくことでしょう。これは教会の証しを説明しています。 神の御子は地上に来られて、ろうそくをともし、その後も一本一本ともし続けて いるのです。教会は千九百年あまりの間、一本一本と燃え尽きては他のろうそく をともし、また燃え尽きてはともしました。ろうそくからろうそくへと火をとも し続けて今日に至り、教会はなおも輝き続け、救いもやはり地上に存在するので す。ある人は十本に、ある人は百本に火をともして、一本また一本とずっと途切 れることなく続いているのです。 一人一人のクリスチャンはみな、力の限りを尽くして、人を救う働きを、すなわ ち証しをして人を主に導く働きをしなければなりません。それは、この一つの証 しが、一代一代と続いてこの地上に残るためです。  ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウオッチマン・ニー全集第49巻「初信者を成就するメッセージ(二)」(1999年版) メッセージ第18編から引用されています。いずれも日本福音書房から出版されて います。