信仰によって神を賛美する ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― 詩篇106:12 そこで、彼らはみことばを信じ、主への賛美を歌った。(新改訳) 2コリント4:13 「わたしは信じた。それゆえにわたしは語った」と書いてある とおり、同じ信仰の霊を持っているので、わたしたちも信じ、それゆえにまた語 るのです。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― 詩篇第106篇12節の言葉はとても尊いです。これは、イスラエル人が荒野にいた 時の情景です。彼らは信じたので、歌いました。彼らは信じたので、賛美しまし た。賛美には、信じるという基本的な内容があります。何か事があった時は、祈 るべきです。少しでも信仰があって、内側で神を信じ、神の偉大さを信じ、神の 大能を信じ、神の慈しみを信じ、神の栄光を信じ、神はご自身の栄光を現される と信じるなら、その時、頭を上げて賛美すべきです。内側に信仰があるのに、賛 美しないなら、遅かれ早かれその信仰を失うでしょう。これは、わたしたちの経 験に基づいて言っているのです。 ですから、賛美することを学び、賛美の言葉を語り出すことを学び、口を開いて 賛美することを学ぶ必要があります。心の中で賛美するだけでなく、声に出して 賛美の言葉を語り出す必要があります。あなたは立って、困難に対して、サタン に対して、神を賛美して「主よ! あなたを賛美します!」と言う必要がありま す。感覚がなかったけれどもあるようになるまで、感覚が少なかったけれども多 くなるまで、ほんのわずかの信仰も満ちあふれる信仰となるまで、そうするので す。 敵が逃げてしまってはじめて歌うのではなく、歌うことで敵を追い払うのです。 わたしたちは、信仰のゆえに先に賛美することを学ばなければなりません。信じ て神を賛美するなら、敵が完全に敗走するのを見ることでしょう。信じて、はじ めて賛美することができます。まず信じ、賛美します。それから勝利が来るので す。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 旧約聖書の節は新改訳聖書から、新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版) から引用されており、務めの言葉は、ウオッチマン・ニー全集第48巻「初心者を 成就するメッセージ(二)」(1999年版)メッセージ第16編から引用されています。 いずれも日本福音書房から出版されています。