霊は歓喜し、魂は大きく表現する(2) ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― ルカ1:46 すると、マリヤは言った、「わたしの魂は主を大きく表現します。 (47節)わたし霊は、わたしの救い主なる神の中で歓喜しました」。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― (全2編のうちの第2編) 最初に、マリヤの霊が救い主なる神の中で歓喜しました。次に、彼女の魂が主を 大きく表現しました。この節から、マリヤは神を救い主、また主として見ていた ことがわかります。わたしたちはみな、神を救い主また主として知ることで、マ リヤが経験したことを経験する必要があります。神を救い主として享受し、神の 中で歓喜する時、わたしたちはまた彼を主として大きく表現するでしょう。 神を主として大きく表現する時、わたしたちは神に仕えます。実際、主を大きく 表現することは、主である彼に仕えることです。わたしたちは、主に仕える上で 重要なのは主のために何かをすることではない、ということに印象づけられる必 要があります。それどころか、主に使える上で一番重要な面は、彼を大きく表現 することです。わたしたちは、ただ神のために何かをするだけでなく、神を大き く表現するような生活をする必要があります。 主を大きく表現することは、魂の問題であって、霊の問題ではありません。これ が意味することは、主を大きく表現することは、思い、意志、感情とかかわって いるということです。主を大きく表現することは、わたしたちの思考、好み、決 定などとかかわりがあります。彼はわたしたちの思考、好み、将来についての決 定の中で、大きく表現されなければなりません。マリヤは霊の中で神を、自分を 救う方として享受しました。それから彼女の魂、すなわち彼女の存在は、思い、 意志、感情と共に、主を大きく表現しました。わたしたちは確かに、わたしたち の霊を用いて主の中で歓喜し、わたしたちの魂を用いて主を大きく表現すること において、マリヤから学ばなければなりません。 ――――――――――――――――祈り――――――――――――――――― 主イエスよ、わたしが今日あなたを霊の中で享受する時、あなたがわたしの魂の 中で大きく表現されますように。わたしの周りにいる人たちが、わたしの生活の 中にあなたを見ることができますように。主よ、わたしの思い、感情、あらゆる 決定の中で、あなたが大きく表現されますように。アーメン。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウイットネス・リー著「ライフスタディ・ルカによる福音書(一)」(1987年版)メッ セージ4から引用されています。いずれも日本福音書房から出版されています。