霊は歓喜し、魂は大きく表現する(1) ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― ルカ1:46 すると、マリヤは言った、「わたしの魂は主を大きく表現します。 (47節)わたしの霊は、わたしの救い主なる神の中で歓喜しました。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― (全2編のうちの第1編) まずマリヤの霊は神の中で歓喜しました。それから彼女の魂は主を大きく表現し ました。神に対する彼女の賛美は、彼女の霊から始まりました。それから彼女の 魂を通して表現されました。彼女の霊は、彼女の救い主なる神の中にあって喜び に満たされました。そして、彼女の魂は彼女の喜びを現して、主を大きく表現し ました。彼女は彼女の霊の中で生き、行動しました。そして彼女の霊は彼女の魂 を導きました。彼女の霊の中での神にある彼女の歓喜は、彼女の救い主なる神を 彼女が享受することに基づきました。そして彼女が魂の中で主を大きく表現する ことは、主を、すなわちエホバ、大いなる有って有る方を、彼女が高く揚げるこ とに基づきました。 マリヤの霊は神の中で歓喜しました。歓喜することは、喜ぶことより一段と高い です。マリヤが、わたしの霊はわたしの創造主なる神の中で歓喜したと言うより、 わたしの救い主なる神の中で歓喜したと言ったことは、意味深いです。彼女は神 を創造主以上のものとしました。彼女は神を救い主としました。彼女は、自分が 堕落してしまった被造物の人であることを認識していました。こういうわけで彼 女は、自分の創造主が自分の救い主であることを必要としたのです。マリヤの賛 美は、主を大きく表現することであり、それは神の永遠のあわれみを通して彼女 の救い主としての神を経験したことに基づいており(47-50節)、また神のあわれ み深く信実なみわざについての他の人たちの経験を彼女が観察したことに基づい ていました(51-55節)。 (明日に続く) ――――――――――――――――祈り――――――――――――――――― おお、救い主なる神よ、わたしは今日あなたの中で喜びます。わたしの歓喜する 霊のゆえにあなたに感謝します。また、わたしの魂を通して、わたしの愛する救 い主としてのあなたを経験したすべてのゆえに、わたしの感謝を現すことができ ることを感謝します。主よ、わたしの魂はあなたのすばらしい御名を大きく表現 します。アーメン。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウイットネス・リー著「ライフスタディ・ルカによる福音書(一)」(1987年版)メッ セージ4から引用されています。いずれも日本福音書房から出版されています。