神によって用いられるための資格 ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― ルカ1:46 すると、マリや7は言った、「わたしの魂は主を大きく表現します。 (47節)わたしの霊は、わたしの救い主なる神の中で歓喜しました。(50節)また彼 のあわれみは、世々に至るまで、彼を畏れる者の上にあります。(51節)彼は、御 腕をもって力ある事を行なわれました。彼は心の思いが高ぶっている者を散らさ れました。(52節)彼は、権力ある者をその王座から引き下ろし、低い者を高く上 げられました。(53節)彼は、飢えている者を良いもので満たし、富んでいる者を むなしく帰されました。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― マリヤの詩的賛美(46-55節)は、旧約の多くの引用から成っています。これは、 彼女が救い主の受肉の経路となるのにふさわしい敬虔な女であったことを示しま す。それはまた、主イエスが神の聖なる言葉の知識と愛とで満たされている家庭 で育てられたことを示します。マリヤは若い女性でしたが、旧約聖書について非 常によく知っていたので、神に対する彼女の賛美の中で、旧約から幾つもの節を 引用することができました。実は、彼女の賛美は聖書からの引用で構成されてい ます。確かに彼女は、生まれてくる救い主を受胎するために神によって用いられ た正当な人でした。 マリヤの賛美は、わたしたちが神に用いられるためにはある資格を持つ必要があ ることを示しています。一つの資格は、神の言葉の正当な知識です。わたしは、 特に若い人たちがこのことでマリヤから学ぶよう希望します。あなたは主の何か を生むため、すなわち霊的な意味で主イエスを「身ごもり」、彼を生むため、主 によって用いられたいでしょうか? もしそうなら、あなたは聖書で満たされる こと、神の言葉で満たされることによって資格付けられる必要があります。 ――――――――――――――――祈り――――――――――――――――― 主イエスよ、他の人たちのためにあなたの命の何かを生み出す経路として、わた しを用いてください。主よ、このために、あなたの聖なる言葉に対するわたしの 愛を増し加えてください。そして、聖書の正しい知識でわたしを構成してくださ い。主よ、あなたの言葉でわたしを満たしてください。アーメン。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウイットネス・リー著「ライフスタディ・ルカによる福音書(一)」(1980年版)メッ セージ4から引用されています。いずれも日本福音書房から出版されています。