罪を犯している兄弟について他の人たちに告げる ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― マタイ18:15 さらに、もしあなたの兄弟があなたに対して罪を犯すなら、行って、 あなたと彼との間だけで、彼の過ちを示しなさい。彼があなたに聞き従えば、あ なたは自分の兄弟を得たことになる。(16節)しかし、もし彼があなたに聞き従わ なければ、一人か二人を一緒に連れて行きなさい。それは、二人または三人の証 人の口によって、すべての言葉が立証されるためである。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― あなた一人が彼(罪を犯している兄弟)の所に行って、正当な動機で、とても良い 態度で、とても穏やかな言葉をもって彼に語った後、もし彼が聞かないなら、あ なたは他の人たちにその事を告げてもいいでしょう。しかし、彼が受け入れよう としない時に、はじめて他の人たちに言ってもいいのです。絶対に気ままに人に 言ってはなりません。彼がこの訓戒を受け入れないなら、他の一人か二人の人に 告げてもいいのです。しかも、他の一人か二人に言う目的は、噂話をするためで はなく、彼らに一緒に行ってもらい、彼に話し、共に彼を助け、共に交わるため です。 この一人か二人は、主にあって経験のある人、霊的な度量のある人でなければな りません。あなたは、あなたがた二人の間の事を彼らの前に置き、彼らにこの事 柄がどうであるか、この兄弟が間違っているかいないかを見てもらいます。この 一人か二人の兄弟は、あなたがたの事を神の御前で祈り、よく調べ、霊的な力で 判断します。もし彼らも、この事は彼が間違っていると感じるなら、あなたと一 緒に行ってこの兄弟に言います、「この事はあなたが間違っています。あなたが このようにしているので、あなたは主から切り離されてしまいました。あなたは 悔い改め、告白しなければなりません」。 おしゃべりな人を連れて行ってはいけません。おしゃべりな人は、根本的に人を 納得させることはできません。信頼でき、誠実であり、霊的度量があり、主の御 前で経験のある人を連れて行きなさい。そうすれば、二人または三人の証人の口 によって、すべての言葉が立証されるでしょう。 ――――――――――――――――祈り――――――――――――――――― 主イエスよ、罪を犯している兄弟について他の人に告げる事の明確な言葉を感謝 します。主よ、わたしがこの言葉を守る事において忠信でありますように。他の 人に告げる正しい時についてあなたからの確信を持つまで、いつもわたしを導い て祈らせてください。アーメン。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウオッチマン・ニー全集49巻「初心者を成就するメッセージ(二)」(1999年版) メッセージ第23編から引用されています。いずれも日本福音書房から出版されて います。