人を挽回する正しい態度 ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― ガラテヤ6:1 兄弟たちよ、たとえだれかが、何かの違犯に陥ったとしても、霊 の人であるあなたがたは、そのような人を、柔和の霊の中で挽回しなさい。ただ し、あなたがたまでも誘惑されることがないように、自分自身に気をつけなさい。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― もしあなたの意図が正しければ、罪を犯した人を一歩一歩どのように挽回したら よいかわかるでしょう。第一に、必ずあなたの霊が正しくなければなりません。 次に、あなたが語る言葉、語る方法、態度、顔つき、声、口調もすべて正しくな ければなりません。あなたの目的は彼を得ることであって、ただ彼に彼の誤りを 知ってもらいたいだけではないからです。 ある兄弟の良い点を言うことはとても簡単です。だれかをほめることもとても容 易です。短気を起こしてある事を人にぶちまけることもとても容易であり、感情 のままにすれば短気を起こしてしまいます。しかし、彼に彼の誤りを知らせ、彼 を挽回して彼を得ることは、恵みに満ちた人だけがすることができます。自分が 正しくても、しかも高ぶらず、へりくだり、穏やかで、人に誤りを知らせること は、自分を完全にわきに置いてはじめてすることができます。まず第一に、人が 正しくなければなりません。 もしある兄弟があなたに罪を犯し、それがとても小さい事で、あなたが彼を赦し て、その事が終わったなら、別の問題は残っていません。しかし、もしある兄弟 があなたに罪を犯し、それが問題となるのなら、あなたは目をつぶってこの事を なかったことにすることはできません。もしこれらの問題が解決されないなら、 それは教会の重荷になってしまいます。教会の力は、重荷のために減少するので す。からだの命も、これらの重荷があると減少します。わたしたちは問題を一つ 一つ対処すべきです。しかしながら、霊が正しく、態度が正しく、言葉遣いが正 しく、顔つきも正しく、口調も正しくなければなりません。こうであってはじめ て、あなたの兄弟を得ることができます。 ――――――――――――――――祈り――――――――――――――――― 主イエスよ、罪を犯している人をどのように挽回するのか、わたしに教えてくだ さい。わたしの態度、動機、行動が正しくなるまで、わたしの中で働いてくださ い。主よ、もし罪が解決されていないなら、自分の責任を果たすことができよう に、わたしを忠信にしてください。どうかあなたの教会が何ものによっても弱め られることがありませんように。アーメン。