暗やみから光へ立ち返らせる ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― 使徒26:18 彼らの目を開き、彼らを暗やみから光へ、サタンの権威から神に立 ち返らせるのである。それは、わたしにある信仰によって、彼らが罪の赦しと、 聖別された人たちの間での嗣業を受けるためである。 コロサイ1:13 父はわたしたちを暗やみの権威から救い出して、彼の愛する御子 の王国に移してくださいました。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― 使徒行伝第26章18節は、目を開くことだけでなく、暗やみから光へ、サタンの権 威から神に立ち返らせることについても語っています。この立ち返らせることは、 移すことであるということもできます。暗やみから光に立ち返ることは、暗やみ から光に移されることであり、サタンの権威から神に立ち返ることは、サタンの 権威から神に移されることです。これは何という大きな移動でしょう! 暗やみは罪と死のしるしであり、光は義と命のしるしです(ヨハネ1:4)。サタンの 権威はサタンの王国であり、暗やみに属しています。ですから、サタンには彼の 王国、暗やみの権威があります(コロサイ1:13)。第26章18節によれば、わたした ちはサタンの権威から神へと移されました。実は、神に移されるとは、神の権威 に、すなわち光に属する神の王国に移されることです。以前、わたしたちは暗や みの中に、サタンの権威の下にいました。しかし、わたしたちは暗やみとサタン の権威から、光と神の中に移されました。 暗やみは、実はサタンの権威です。いつであれわたしたちが暗やみの中にいる時 は、サタンの権威の下にいます。光は神ご自身です(1ヨハネ1:5)。ですから、わ たしたちは光の中にいる時、神の中にいるのです。わたしたちが持つことのでき る最大の移動は、暗やみから光への移動です。 ――――――――――――――――祈り――――――――――――――――― 父なる神よ、わたしをサタンの権威と暗やみから救い出してくださったことを、 感謝します。ハレルヤ、わたしはあなたの光の王国に移されました。いつであれ わたしが内側で暗やみを感じる時、再びあなたの光に立ち返るよう導いてくださ い。アーメン。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウイットネス・リー著「ライフスタディ・使徒たちの行動(四)」(1989年版)メッ セージ69から引用されています。いずれも日本福音書房から出版されています。