聖書における啓示の要約(2) ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― ルカ24:27 そして、モーセとすべての預言者たちから始めて、聖書全体にわた り、ご自身についての事柄を説き明かされた。 コロサイ2:16 そういうわけで、食べることと飲むことについて、あるいは祭り や新月や安息日について、だれにもあなたがたを裁かせてはなりません。(17節) これらは、来るべき事柄の影であって、その本体はキリストにあります。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― キリストが来られて手順を経て神の計画を達成する前、それに関係ある点は、約 束、預言、型、予表、影という方法で旧約聖書に示されていました。それから、 時が満ちて、三一の神は御子の中でひとりの人と成られました(ガラテヤ4:4)。彼 は、人性の中で人の生活、十字架刑、復活、昇天を経過し、神の計画を成就する ためにあらゆることを達成されました。すべてを含む霊となった彼は、今や選び の民の中に入り、三一の神が御子において達成されたすべてを彼らに適用されま す。そのような適用を通して神の民は、受肉し、十字架につけられ、復活し、昇 天されたキリストの生きた証し人となるのです(使徒1:8)。 わたしたちは内側にすべてを含む霊を持っている者として、何をすべきでしょう か? わたしたちは、受肉し、十字架につけられ、復活し、昇天されたキリスト を内容とし、担い、伝える、生きた証し人であるべきです。それは、彼が全地に 増え広がって、神聖なエコノミーを成就されるためです。これが、新約における 啓示全体の簡潔な要約です。 ――――――――――――――――祈り――――――――――――――――― 愛する主イエスよ、あなたが全聖書の焦点であることを、わたしが見ることがで きますように。あなたは、三一の神がその中で偉大なご計画を達成された方です。 他の人たちがこの栄光なる真理を知って、それを評価するようになるために、わ たしを生きた証し人としてください。アーメン。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウイットネス・リー著「ライフスタディ・使徒たちの行動(四)」(1989年版)メッ セージ58から引用されています。いずれも日本福音書房から出版されています。