人に対する違犯(3) ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― レビ6:3 あるいは落とし物を見つけても、欺いて偽りの誓いをするなど、人が 行なうどれかについて罪を犯すなら。(新改訳) エペソ4:28 盗みをしている者は、もう盗んではいけません。むしろ、必要のあ る人に分け与える物を得るために、労苦して、自分自身の手で正当に働きなさい。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― (全3編のうちの第3編。以下は告白と償いを必要とする、人に対する罪の続きで す)。 落とし物を拾い、それについて偽ること:このことについて、初信者の人は特に注 意する必要があります。他の人の落とし物について、多くの人が偽っています。 何かがそこに有るのに、あなたはそこに何も無いと言います。多くあるのに、あ なたは少ししかないと言います。あるものは良いものなのに、あなたはそれは悪 いものであると言います。これはすべて偽ることです。だれかが物をなくした時 に、あなたがそれに乗じてそこから何かを取ったり、ごまかして自分のものとす るなら、それは罪です。拾った物を自分のものにしてはなりません。物を拾うこ とも良くありませんが、あれこれ手を使って他の人のものをせしめることは、さ らにあってはならないことです。どのような不義な方法を使ったにせよ、他の人 の持ち物を自分のものとすることは、間違っています。信者はどのようなことで あれ、自分が得をして他の人に損をさせるようなことをすべきではありません。 どのようなことであれ、以上に述べてきたように偽って他の人に損失を被らせる ことは、すべて罪を犯すことです。兄弟姉妹よ、もし何であれ、不誠実な心があ ったり、自分が得をして他の人に損をさせたり、このような六種類の方法でせし めるなら、それは罪を犯したことですから、必ずこれらの罪をよくよく対処しな ければなりません。 ――――――――――――――――祈り――――――――――――――――― 主イエスよ、あなたの言葉の中の詳細な照らしのゆえに、感謝します。わたしは、 他の人を欺いて自分が得をするために偽りを言ったことを、告白します。わたし は、あなたがわたしの中で生きてくださり、わたしを強め、他の人に対するこれ らの罪を対処してくださることを、必要とします。アーメン。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウオッチマン・ニー全集第48巻「初信者を成就するメッセージ(二)」(1999年版) のメッセージ第22編から引用されています。いずれも日本福音書房から出版され ています。