御父と共にある弁護者(２)

――――――――――――――聖書の節（回復訳）――――――――――――
１ヨハネ1:9　もし、わたしたちが自分の罪を告白するなら、神は信実で義であ
られるので、わたしたちの罪を赦し、すべての不義からわたしたちを清めてくだ
さいます。

―――――――――――――――務めの言葉―――――――――――――――
どの兄弟姉妹も主の御前で罪を犯すべきではありません。人がもし不本意にも罪
を犯したなら、まず第一にすぐ神の御前に出て罪を対処し、すぐに今回の罪の問
題を解決しなければなりません。決して引き延ばさないでください。すぐに罪を
告白し、「わたしは罪を犯しました！」と神に言いましょう。罪を告白すること
は、自分自身に対するわたしたちの裁きです。もしわたしたちが自分の罪を告白
するなら、神は信実で義であられるから、わたしたちの罪を赦し、すべての不義
からわたしたちを清めてくださいます。

神の子供が罪を犯しながら、それを告白せずにその罪の中にとどまり続けるなら、
その人は神の御前で交わりを失ってしまい、神との交わりがなくなるでしょう。
彼は神と交わることができるかもしれませんが、彼はこの交わりを心地よいとは
感じず、苦しいと感じるでしょう。これが交わりを失うことの痛みです。

回復する道はただ一つです。わたしたちが神の御前に行き、わたしたちの罪を告
白することです。わたしたちは、主イエス・キリストがすでにわたしたちの弁護
者となられ、すでにわたしたちのすべての罪を担われたことを信じなければなり
ません。わたしたちは神の御前で、わたしたちの失敗、わたしたちの正しくない
ことを、へりくだって告白しなければなりません。わたしたちが再び道を歩む時
に、おごり高ぶることがないように、いい加減にならないように、主を仰ぎ望み
ましょう。わたしたちは、自分がだれよりも良くないことと、いつでもつまずく
可能性のあることを認識する必要があります。わたしたちが一歩一歩前進できる
ように、わたしたちはあわれみと力を神に求めなければなりません。このように
罪を告白するなら、わたしたちは神の御前ですぐに交わりを回復することができ、
失っていた喜びと平安もすべて戻ってきます。

――――――――――――――――祈り―――――――――――――――――
主イエスよ、あなたとの交わりにおいてわたしが一歩一歩前進できるように、わ
たしにあわれみと力を賜ってください。わたしが罪を犯したら、すぐにへりくだ
って罪を告白することの重要性を、わたしに見せてください。主よ、わたしはあ
なたとの甘い交わりを維持したいと切望します。アーメン。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――
新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、
ウオッチマン・ニー全集第49巻「初信者を成就するメッセージ(二)」(1999年版)
のメッセージ第22編から引用されています。いずれも日本福音書房から出版され
ています。