神の救いは全家族のためである ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― ルカ19:9 イエスは彼に言われた、「今日、救いがこの家に来た……」。 創7:1 主はノアに仰せられた。「あなたとあなたの全家族とは、箱舟にはいり なさい」。 1ペテロ3:20 彼らはノアの日に、箱舟が用意されていた間、神が辛抱強く待っ ておられた時に、従わなかったものたちです。箱舟に入り、水の中を通って安全 に救われたのは、わずか八人でした。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― 聖書は、神が人を家族ごとに救われるという一つの基本的な原則を啓示します。 神がわたしたちに与えられた救いの約束は、家を単位としており、個人を単位と していません。このことを初信者の兄弟姉妹が初めに見るなら、多くの困難を避 けることができると同時に、多くの益を得るでしょう。神が人を救われるのは家 を単位としており、個人を単位としているのではありません。 箱舟は個人のためではなく、家族のためです。創世記第6章に記されていますが、 神の御前に正しい人が一人おり、その人はノアでした。聖書には、ノアの子たち とその妻たちがみな義人であったという記載はありません。聖書はただ、ノアが 神の御前に正しい人であったと記しているだけです。しかし、神が救いを準備さ れた時、神がノアを救おうとされた時、ノアの家族を箱舟に入らせました。です から、箱舟に入ることは、家を単位としているのであって、個人を単位としてい るのではありません。 初信者の人は、家の人たちをみな箱舟の中に連れて入らせなければなりません。 あなたは主に言うことができます、「主よ、わたしはすでにあなたを信じました。 あなたは、わたしの家族はみな箱舟に入ることができると言われました。主よ、 今あなたにわたしの家族を連れて入らせてくださるよう求めます」。神はあなた の信仰を重んじてくださいます。 ――――――――――――――――祈り――――――――――――――――― 主イエスよ、わたしを祈りの負担で満たしてくださり、わたしの家族に福音を語ら せてください。家族の一人でも箱舟に入っていないのであれば、わたしを決して 満足させないで下さい。主よ、今わたしの全家族を箱舟の中にもたらしてくださ い。アーメン。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウオッチマン・ニー全集第49巻「初信者を成就するメッセージ(二)」(1999年版) のメッセージ第20編から引用されています。いずれも日本福音書房から出版され ています。