復活の意義 ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― ヨハネ11:25 イエスは彼女に言われた、「わたしは復活であり、命である。 啓示録1:17-18 ……わたしは最初の者、また最後の者、また生きている者であ る。わたしは死んだが、見よ、永遠にわたって生きている……。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― わたしたちは再び、復活とは何であるかを語ります。死に出会ってなおも存在す るもの、それが復活です。死を経過して、死に耐え得たもの、それが復活です。 人は善悪を知る知識の木の実を食べたので、死が入り込み、人は死にました。墓 の中に入った人はすべて、再び戻ってきません。いったん入れば、永遠に戻って きません。全宇宙において、すべての人の中で、死から出てきたのはただ一人だ けです。この方はわたしたちの主です。主は復活の主です。復活とは、死を通過 することができ、しかも死に拘束されないものです。 聖書の中で、死の権威は「投獄」という言葉で描写されています。投獄とは、拘 留して、あなたを出させないことです。人はいったん死の中に入ると、二度と出 てくることはできません。死は、その中に入ったすべての人を拘束することがで きます。しかし、死はイエスを拘束することはできません。これが命の意義であ り、復活の意義です。復活とは、死を経過して、死から起き上がる命です。わた したちの主イエスは命です。彼はかつて死を経過され、ハデスに至りました。死 の最も深い部分に到達されました。しかし、死は彼を拘束することができません でした。死は彼を死の中にとどめておくことができませんでした。彼は死の中か ら出て来られました! 命が死を経過して、死に拘束されない時、これが復活で す。 ――――――――――――――――祈り――――――――――――――――― 主イエスよ、わたしはあなたを賛美します。なぜなら、あなたは復活であり、ま た命であるからです。あなたこそ、決して死によって拘留されず、拘束されない 方です。わたしもまた、復活された主であるあなたに住むことによって、この復 活の命を経験できることを、感謝します。アーメン。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウオッチマン・ニー全集第36巻「中心的なメッセージ」(1998年版)の「キリスト は道、真理、命である」メッセージ第2編から引用されています。いずれも日本福 音書房から出版されています。