すばらしい方の啓示(2) ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― ヨハネ10:37 もしわたしがわたしの父のわざを行なわないなら、わたしを信じ なくてもよい。(38節)しかし、わたしがそれを行なっているなら、たとえわたし を信じなくても、そのわざを信じなさい。それは、父がわたしの中におられ、わ たしが父の中にいることを、あなたがたが知るようになり、また知り続けるため である。 ヨハネ12:49 なぜなら、わたしは自分から語ったのではなく、わたしを遣わさ れた父ご自身が、何を言うべきか、何を語るべきか、わたしに命令を与えられた からである。 ヨハネ14:10 わたしが父の中におり、父がわたしの中におられることを、あな たは信じないのか? わたしがあなたがたに語る言葉は、わたしが自分から語る のではない。わたしの中に住んでいる父が、ご自身のわざを行なっておられるの である。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― (全4編のうちの第2編) 神・人として、主イエスは人の命の生涯を生きられました。しかしながら、この 人は神によって、また神と共に生きられました。彼は神を生きたとさえ言っても よいのです。彼は彼の人性の中で神を表現されました。ルカの書でわたしたちは、 地上で人性の美徳で満ちた生活をする人を見ます。しかも彼は、神聖な特質をも って神聖な性質を表現されました。この方によって、神は一人の人の中で表現さ れました。なぜなら、彼が生きた生活は、神性と人性の混ざり合いであったから です。彼の生活は、神と人との調和でした。 主イエス以前にそのような生活を送った人は一人もいませんでした。このような 生活はかつてありませんでした。ですから、主の生活は唯一無二のものでした。 このような生活においてわたしたちは、神と人の調和、混ざり合いを見ます。主 イエスはこのような生活を生きられ、この生活の中で務めをなされました。実は、 彼の務めは、まさに彼の生活であったのです。彼の生活は彼の務めであり、旧約 の中で彼について預言され、予表されていたものを達成しました。 (明日に続く) ――――――――――――――――祈り――――――――――――――――― 主イエスよ、わたしに代わってこのような真の人の生活を生きてくださることに 感謝します。あなたが人性の美徳を通して、いつも御父がご自身を生かし、表現 するようにされたことを、感謝します。今、わたしの中で、またわたしを通して、 そのような生活を生かし続けてください。アーメン。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウイットネス・リー著「ライフスタディ・使徒たちの行動(一)」(1988年版)メッ セージ1から引用されています。いずれも日本福音書房から出版されています。