三一の神は福音の内容である(2) ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― 使徒2:18 ……わたしの霊をそれらの日に注ぎ出す。すると彼らは予言する。 (21節)そして、主の御名を呼び求める者はすべて救われる。(22節)イスラエルの 人たちよ、これらの言を聞きなさい。ナザレ人イエス……(23節)神の定められた 計画と予知によって引き渡されたこの人を、あなたがたは不法の者たちの手によ って、十字架に釘づけて殺してしまったのです。(24節)この方を、神は死の苦痛 から解き放って、復活させました。イエスが死に捕らえられていることは、あり 得ないからです。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― (全2編のうちの第2編) 一人の兄弟が短い福音メッセージをして、その中で彼は、神が人を創造されたこ と、人が堕落したこと、キリストがわたしたちの罪のために十字架上で死ぬため に来られたこと、そして今その霊はわたしたちを再生しようとしておられること を述べます。そのような短いメッセージで中にさえ、父なる神、子なる神、その 霊なる神がすべて含まれています。これが正当な福音の内容です。その福音は、 三一の神を具体的に表現している神聖な言葉であって、御父がなされたこと、御 子がなされたこと、その霊がなさっておられることをわたしたちに告げます。だ れかがこの言葉を信じ、受け入れる時、それはその人の内側で信仰となります。 あなたは、三一の神がその言葉を通して一人の人に供給され、その人がその言葉 を受け入れて、それが彼の内側で信仰となる時、何が起こるかを知っているでし ょうか? その瞬間、その人は新しい誕生を経験します。彼は神から生まれます。 わたしたちはみな罪人です。しかし、信仰を通してわたしたちは神の子たちとな りました。信仰を通してわたしたちは新しい誕生を経験します。信仰は、わたし たちが信じることのできない何かを信じようとする問題ではありません。あなた が福音を宣べ伝えるどんな時でも、だれかを強いて信じさせようとしてはなりま せん。そうではなく、三一の神を最も愛すべき、貴重な、価値ある方として提示 しなさい。他の人は、そのような魅力ある方が提示されるのを聞く時、あなたの 語っている事を高く評価し、あなたの言葉を受け入れるでしょう。彼らの受け入 れる言葉は、その時、彼らの信仰となるでしょう。これが信じることの意味です。 ――――――――――――――――祈り――――――――――――――――― 主イエスよ、わたしが語ることがいかに重要であり、また聞く人々の中に信仰が どのようにして伝達されるかを、わたしに思い起こさせてください。主よ、三一 の神と、彼を経験する信仰は、あなたの神聖な言葉を語ることによって他の人の 中に供給されることを、わたしに認識させてください。アーメン。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウイットネス・リー著「ライフスタディ・テサロニケ人への第一の手紙(一)」 (1980年版)メッセージ6から引用されています。いずれも日本福音書房から出版さ れています。