キリストを経験し、証しする ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― ヨハネ4:28 それから、その女は自分の水がめを置いたまま、町へ行き、人々に 言った、(29節)「来て、見てください。わたしの行なったことをすべて、わたし に告げた人がいます。この方がキリストではないでしょうか?」。(39節)その町 の多くのサマリヤ人は、……その女の言によって、イエスの中へと信じた。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― 自分が罪人であることを見た人は、だれでも証しをすることができます。救い主 を見た人はだれでも証しをすることができます。彼女は主に出会った最初の日、 しかも何時間もたたないうちに証しをしたのであって、何年かたってリバイバル 集会から帰ってきて証しをしたのではありません。彼女は町に戻るとすぐに証し をしたのです。人は救われたらすぐに、見たことや理解したことを他の人に語り に行くべきです。あなたの知らないことを語る必要はありませんし、そんなに多 くの長い話をして聞かせる必要もありません。ただあなたの知っていることを語 ればよいのです。 ある人は次のように言うことができます、「わたしは主を信じる前は、とても憂 うつでしたが、主を信じた後は、とても幸福になりました。以前わたしはひたす ら追い求めていましたが、満足がありませんでした。今わたしは心の中に言い表 せないほどの甘さを持っています。主を信じる前は、夜、眠ることができません でした。しかし、今はよく眠ることができます。以前はしばしば不安で、悩みに 満ちていました。しかし、今はどのようなことにも平安と喜びを感じます」。あ なたは、経験した事実を語って聞かせることができます。あなたの語れないこと を語る必要はなく、あなたの知らないことを語る必要もありません。あなたの状 況を越えて、自分の知らない話をしてはなりません。それは議論を引き起こしま す。ですから、自分を生ける証しとして人の前に置くのです。そうすれば、だれ もこれに反論することはできません。 ――――――――――――――――祈り――――――――――――――――― 主イエスよ、あなたを見て経験する多くの機会をわたしに与えてくださり、感謝 します。主よ、今わたしを忠信な者にしてくださり、自分の見た事を他の人たち に語ることができるようにしてください。わたしの証しが彼らをもあなたの中へ と信じさせることができることを、わたしに認識させてください。アーメン。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウオッチマン・ニー全集第49巻「初信者を成就するメッセージ(二)」(1999年版) メッセージ第18編から引用されています。いずれも日本福音書房から出版されて います。