すべての事において賛美することを神は願われる

――――――――――――――聖書の節（回復訳）――――――――――――
詩篇42:3　私の涙は、昼も夜も、私の食べ物でした。……(4節)喜びと感謝の声
をあげて、祭りを祝う群衆とともに神の家へとゆっくり歩いて行った……。(5節)
わがたましいよ。なぜ、おまえは絶望しているのか。御前で思い乱れているのか。
神を待ち望め。私はなおも神をほめたたえる。御顔の救いを。

―――――――――――――――務めの言葉―――――――――――――――
あなたが主の御前で賛美することを学んでいる時、ある日、賛美が出てこなくな
る時があるでしょう。今日は七度、神を賛美することができ、昨日も七度、神を
賛美することができたかもしれません。しかし、ある日、賛美することができな
くなるのです。なぜなら、その日は苦しい日であり、一筋の光もなかった日であ
り、とても良くないことがあった日であり、多くの無実の罪を着せられ、多く非
難された日なので、涙を流しても足りないくらいなのに、神を賛美することなど
できるはずがないと思っているのです。賛美よりも、つぶやきたいと感じ、神の
御前で感謝ではなく、不平を言うことでしょう。そのような時、あなたは思い出
す必要があります。エホバの御座は変わっておらず、主の御名も変わっておらず、
主の栄光も変わっていないのです。

あなたは神を賛美するべきです。なぜなら、彼は当然賛美を受けるべき方である
からです。あなたは彼をほめたたえるべきです。なぜなら、彼はほめたたえられ
るべき方であるからです。そのような時にこそ、あなたの賛美は賛美のいけにえ
となるのです。あなたの賛美は、最も肥えた子牛を引いてきてほふるかのようで
す。あなたは涙を流して、そこで賛美します。これが賛美のいけにえなのです。
あなたは神の御前で傷を受け、死にます。あなたは損失を被り、神の御前で犠牲
をささげます。しかしあなたは、神の御座が天に固く定まっており、永遠に揺り
動くことがないことを認識します。そうすれば、あなたは神を賛美せざるを得な
いでしょう。これが賛美のいけにえです。神は、ご自分の子たちがすべての事に
おいて、すべての状況において神を賛美することを喜ばれます。

――――――――――――――――祈り―――――――――――――――――
父なる神よ、わたしはあなたを賛美します。あなたはすべての賛美を受けるのに
ふさわしい方です。たとえわたしの状況は変わっても、あなたの御座は固く定ま
っていることを、わたしに思い起こさせてください。わたしはやはりあなたの御
名をほめたたえる必要があります。わたしが問題に出くわそうとも、毎日、賛美
をささげるように、わたしを教えてください。アーメン。

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新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、
ウオッチマン・ニー全集第48巻「初信者を成就するメッセージ(一)」(1999年版)
メッセージ第16編から引用されています。いずれも日本福音書房から出版されて
います。