キリストを享受するよう資格づけられる ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― コロサイ1:12 光の中にある聖徒たちに割り当てられた分にあずかるようにと、 あなたがたを資格づけてくださった父に、感謝をささげるように。(13節)父はわ たしたちを暗やみの権威から救い出して、彼の愛する御子の王国に移してくださ いました。(14節)その御子の中で、わたしたちは贖い、すなわち罪の赦しを得て います。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― 14節でパウロは続けます、「その御子の中で、わたしたちは贖い、すなわち罪の 赦しを得ています」。13節の救いは、その邪悪な力を滅ぼすことによってわたし たちに対するサタンの権威を対処します。ところが、この節での贖いは、神の義 の要求を満たすことによってわたしたちのもろもろの罪を対処します。もろもろ の赦しは、わたしたちがキリストの中で持っている贖いです。キリストの死は、 わたしたちをもろもろの罪の赦しへともたらす贖いを成就しました。 神の愛する御子であるキリストの中で、わたしたちは贖いと赦しを持っています。 わたしたちが自分の贖い主としてのキリストを信じた時、神は直ちにわたしたち を暗やみの権威から救い出してくださいました。そして光の王国の中へとわたし たちを移してくださいました。この光の中で、わたしたちは聖徒たちの分にあず かるよう資格づけられます。これは、わたしたちがキリストを享受するよう資格 づけられていることを意味します。この資格づけは成就された事実ですから、わ たしたちはそれについて祈る必要はありません。その反対に、わたしたちはパウ ロと共に、この事で御父にただ感謝すべきです。 ――――――――――――――――祈り――――――――――――――――― 父なる神よ、わたしがもはや暗やみの権威の下におらず、わたしのもろもろの罪 が赦されていることに感謝します。あなたの御子キリストを信じるわたしの単純 な信仰のゆえに、あなたはわたしを資格づけてくださり、わたしは彼をわたしの 日々の分として享受することができるようになりました。アーメン。 ――――――――――――――――祈り――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウイットネス・リー著「ライフスタディ・コロサイ人への手紙」(1980年版)メッ セージ3から引用されています。いずれも日本福音書房から出版されています。