集会の原則:他の人を建造する ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― 1コリント14:26 それでは兄弟たちよ、どうなのですか? あなたがたがいつ も集まるときには、それぞれの人に詩があり、教えがあり、啓示があり、異言が あり、解釈があります。すべての事を、建造のために行ないなさい。 エペソ4:29 腐敗した言をあなたがたの口から出すことなく、……建造に役立つ 言だけを語り……。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― パウロはコリント人へ第一の手紙第14章で言っていますが、集会の基本原則は人 を建造することであり、自分自身を建て上げることではありません。ですから、 集会では他の人のことを考えなければなりません。それは、わたしたちがどれだ け多く語るかの問題ではなく、わたしたちの語る事が他の人を建造するかどうか の問題です。あなたが口を開けば他の人の益になると感じるなら、口を開けばい いのです。あなたが黙っていたほうが他の人の益になると感じるなら、黙ってい ればいいのです。常に他の人の事を顧みるのです。これが集会の基本的な原則で す。 もしあなたが他の人のことを顧みないなら、あなたが語っても黙っていても、集 会はあなたのゆえに損失を被ります。あなたの語ることは集会の益のためでなけ ればならず、あなたの黙っていることも集会の益のためでなければなりません。 他の人を建造することを常に追い求めなさい。集会では、「すべての事を、建造 のために行ないなさい」ということを覚えておいてください。各自は、集会に行 く時には一つの目的を持つべきです。すなわち、自分は他の人のためであって、 自分だけのためではないということです。他の人を妨げる事を、わたしたちは決 して行なうべきではありません。もしあなたの口を開かないことが他の人をつま ずかせるなら、あなたは口を開かなければなりません。もしあなたの口を開くこ とが他の人をつまずかせるなら、あなたは黙っていなければなりません。わたし たちは何をしようとも、それは自分自身を建て上げるためではなく、他の人を建 て上げるためです。わたしたちが自分自身のためでない時、最終的にわたしたち 自身が建造されるのです。しかし、わたしたちが自分自身のことしか考えない時、 わたしたちは建造されないのです。 ――――――――――――――――祈り――――――――――――――――― 主イエスよ、集会に関する基本的な原則をわたしに見せてください。わたしがあ まりにも利己的になって、いつも自分自身のために何かを求めていることがない ようにしてください。主よ、わたしは他の人の必要を満たすことを願います。わ たしは他の人のために祈ります。そしてあなたが彼らの必要に応じてください。 アーメン。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウオッチマン・ニー全集第48巻「初信者を成就するメッセージ(一)」(1999年版) メッセージ第12編から引用されています。いずれも日本福音書房から出版されて います。