教会はキリストに関する啓示の上に建てられる



――――――――――――――聖書の節（回復訳）――――――――――――

マタイ16:18　そこでわたしもあなたに言う。あなたはペテロである。わたしはこ

の岩の上に、わたしの教会を建てる。ハデスの門も、それに勝つことはない。

エペソ5:32　この奥義は偉大です。実は、わたしはキリストと教会について言っ

ているのです。



―――――――――――――――務めの言葉―――――――――――――――

キリストに関する御父の啓示は、キリストと教会という偉大な奥義の前半にすぎ

ません。ですから主はペテロに、偉大な奥義の残りの半分である教会についても

啓示する必要がありました。



ここの岩は、キリストを指しているだけでなく、それ以上にキリストに関する啓

示を指しています。この章で御父は、天からのものをペテロに啓示しておられま

す。御父からのこの天の啓示が、岩です。教会がキリストとキリストに関する啓

示の両方の上に建てられるということは、ちっぽけな事柄ではありません。



キリストに関する啓示の上に建てられている教会が、真の教会です。それは分派

ではありません。今日の問題は、クリスチャンが自分の観念や見解にしたがって、

グループやいわゆる教会を形成するのを好むことです。しかし、彼らの観念は、

キリストに関する啓示ではありません。教会は「この岩」の上に、すなわちキリ

ストの啓示の上に建てられなければなりません。これを見るなら、わたしたちは

分派から救われるでしょう。ただ一つのものがキリストの啓示の上に建てられま

す。それが教会です。教理、見解、慣例、観念の上に建てられているどのグルー

プも、キリストに関する啓示の上に建てられた教会ではありません。キリストに

関する啓示とは、主イエスがご自身の教会をその上に建造しつつある岩です。



―――――――――――――――祈り――――――――――――――――――

父なる神よ、わたしを教理、観念、慣例の上に建てられたものの一部としないで

ください。父よ、キリストと教会に関してさらにわたしに啓示してください。ま

た、教会がキリストの啓示の上に建てられるということを、他の人たちにも見せ

てください。アーメン。



―――――――――――――――――――――――――――――――――――

新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、

ウイットネス・リー著「新約ライフスタディ・マタイによる福音書(二)」メッセー

ジ第47編から引用されています。いずれも日本福音書房から出版されています。



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