主の祈りととりなしの生活によって守られる



――――――――――――――聖書の節（回復訳）――――――――――――

マタイ14:22　それからすぐ、イエスは強いて弟子たちを舟に乗り込ませて、ご

自分より先に向こう岸へ行かせ……(23節)彼は群衆を解散させた後、祈るために

ひそかに山へ登られた……(24節)さて、舟はすでに海の真ん中にあって、逆風の

ために、波に悩まされていた。



―――――――――――――――務めの言葉―――――――――――――――

今日、主イエスは山の上、つまり天におられます(ローマ8:34、へブル7:25)。そ

して教会は海の上にあります。毎日わたしたちは逆風に直面しています。教会と

いう舟は、絶えず悩まされています。しかし、これがわたしたちの運命です。主

が天におられてわたしたちのために祈っておられるという事実は、わたしたちの

慰めと励ましの源です。わたしたちは逆風がどれほど強くても気にしません。な

ぜなら、主が山の上でわたしたちのために祈っておられることを知っているから

です。



逆風を恐れてはなりません。それに悩まされることもありません。わたしたちの

運命は主の御手の中にありますから、何も恐れる必要がありません。逆風も反対

も主の足の下にあります。主は高い山におられて、わたしたちのために祈り、と

りなしておられます。主は、風がどれほど強いかをご存知です。しかし、主は風

を笑って、こう言っておられるかのようです、「風よ、わたしにはおまえなど何

でもない。何をしようとしているのか？　おまえはわたしの教会に何もすること

ができない。舟の中にいる者たちは、わたしに従う者たちである。事実、彼らは

わたしにほかならない。わたしはここ天にいるが、彼らと一緒にもいる」。これ

は何と驚くべき絵でしょう。高い山、悩ます波、逆らう風があり、海上には小さ

な舟があります！



――――――――――――――――祈り―――――――――――――――――

主イエスよ、わたしのために祈り、とりなしてくださることを感謝します。わた

しはしばしば多くの事で失望させられますが、あなたがわたしを顧みてくださる

ことを心から喜んでいます。ハレルヤ、主よ、あなたは逆風をも完全に制御して

おられます。わたしを教会の舟の中にとどめてください。そこにおいてわたしは、

あなたの愛の顧みを受けることができます。アーメン。



―――――――――――――――――――――――――――――――――――

新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、

ウイットネス・リー著「新約ライフスタディ・マタイによる福音書(二)」(1997年

版)メッセージ第44編から引用されています。いずれも日本福音書房から出版され

ています。



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