口で告白することの重要性



――――――――――――――聖書の節（回復訳）――――――――――――

ローマ10:9　すなわち、あなたが自分の口で、イエスは主であると告白し、自分

の心で、神は彼を死人の中から復活させたと信じるなら、あなたは救われます。



―――――――――――――――務めの言葉―――――――――――――――

(第１部)

「人は心で信じて義とされ」。これは神の御前でのことです。「口で告白して救

われ」。これは人の前で救われることを述べています。あなたが信じようと信じ

まいと、それは神の御前でのことであって、だれにも見えません。もし真に信じ

るなら、あなたは神の御前で義とされます。しかし、心で信じても口で告白しな

ければ、人はあなたが救われた人であるとは認めないでしょうし、あなたを未信

者と見なすでしょう。あなたと彼らに何の相違も見られないからです。ですから

聖書は、心で信じるだけでは不十分であり、口で告白しなければならず、口を用

いて語り出さなければならないことを強調しているのです。



初信者は機会を捕らえて、主を告白すべきです。あなたは人と接触する時、級友

であれ、同僚であれ、友人であれ、親戚であれ、機会あるごとに彼らに対して、

「わたしは主イエスを信じました」と言いましょう。口を開くのが早ければ早い

ほどいいのです。口を開きさえすれば、彼らはすぐにあなたが主イエスを信じた

ことをはっきりと知るでしょう。こうしてあなたは、信じない人たちの間から救

い出されます。



ある人は最初、主を信じることをためらっていたのですが、「わたしはイエスを

信じました」と立ち上がって言うやいなや決心がついたのを、わたしたちは見て

きました。いったん初信者が語り出すなら、彼は堅固な一歩を踏み出し、しっか

りとするようになります。

（明日へ続く）



―――――――――――――――祈り――――――――――――――――――

主イエスよ、わたしが口を開き、あなたを信じていることを他の人々に告げるこ

とができるよう、わたしを訓練してください。わたしは、友人、近所の人、親戚

の人々に、自分が未信者であると誤解されたくありません。主よ、わたしはすべ

ての機会を捕らえて、あなたとの素晴らしい関係について語りたいです。アーメ

ン。



―――――――――――――――――――――――――――――――――――

新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、

ウオッチマン・ニー著「キリスト者の基本的な認識と経験」第4篇から引用されて

います。いずれも日本福音書房から出版されています。



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