天然の知識のゆえにキリストを拒絶する ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― マタイ13:54 そしてご自分の故郷へ行って、彼らの会堂で教えられた。すると、 彼らは驚嘆して言った、「この人は、この知恵とこれらの力あるわざをどこで得 たのだろう? (55節)これは大工の息子ではないか? 彼の母はマリヤといい、 彼の弟たちはヤコブ、ヨセフ、シモン、ユダではないか? (56節)彼女の妹たち は、みなわたしたちと一緒にいるではないか? この人は、これらすべての事を どこで得たのだろう?」。(57節)こうして、人々はイエスにつまずいた。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― (第1部) 天の王はまずユダヤ人の宗教徒たちによって拒絶されました(マタイ12:22-24)。 宗教の指導者たちはキリストを極みまで拒絶しました。なぜなら、彼らは自分た ちの宗教によって完全に占有され、とりつかれ、おおいをかけられていたからで す。彼らにとって宗教がすべてでしたから、彼らはこの天の王を認めることがで きませんでした。主は宗教の中心であるエルサレムで拒絶された後、彼が生まれ 育ったガリラヤへと向きを変えられました。 ガリラヤ人は主に反対しませんでしたが、彼らの天然の知識のゆえに主を拒絶し ました。上に述べた節において、ガリラヤ人が主を霊にしたがってではなく、肉 にしたがって知っていたことを見ることができます。ガラリヤ人は、自分たちは 主についてすべて知っていると思っていたので、自分たちの天然の知識によって 盲目にされていました。彼らは、主の行なわれた不思議や奇跡を見ましたが、天 然の観念で占有されていました。宗教的な人たちは、自分たちの宗教と宗教観念 で占有されていました。そしてガリラヤ人は、天然の知識で占有されていました。 天然の知識によってキリストを知ろうとするどのような企ても、拒絶という結果 になります。天然の知識によれば、キリストは大工の子であり、彼の母は平凡な 女でした。同郷の人々は、彼の外側の特徴をすべて知っていましたが、神が彼の 中におられることを見ていませんでした。 (明日へ続く) ――――――――――――――――祈り――――――――――――――――― 主イエスよ、わたしがあなたを天然の知識にしたがって考えることのないように してください。外側では、あなたは他の人々と同じように見えるかもしれません。 しかし、実際においては、あなたは神です。あなたはわたしの主であり、わたし の神です。神があなたの中におられることを、他の人々も見ることができるよう にしてあげてください。アーメン。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウイットネス・リー著「新約ライフスタディ・マタイによる福音書(二)」(1997 年版)メッセージ第42編から引用されています。いずれも日本福音書房から出版さ れています。 eManna Japanホームページ: http://www.emanna-japan.com 登録の削除: mailto:unsubscribe@emanna-japan.com へメールを送ってください。 コメント: mailto:comment@emanna-japan.com へメールを送ってください。