御父のみこころを承認する



――――――――――――――聖書の節（回復訳）――――――――――――

マタイ11:25　その時、イエスは答えて言われた、「父よ、天と地の主よ、あなた

をほめたたえます。あなたはこれらの事柄を知恵や学識のある者から隠して、

幼子たちに啓示してくださいました。(26節)そうです、父よ、このようなことは、

あなたの目に喜ばしいことであったからです」。



―――――――――――――――務めの言葉―――――――――――――――

25節の「ほめたたえる」と訳された言葉は、賛美をもって承認することを意味し

ます。主は賛美をもって、神のエコノミーを遂行する御父の道を承認されました。

人々は主の務めに応答せず、反対に彼を誹謗し、おもな町々は彼を拒絶したので

すが、彼は御父のみこころを承認して、御父をほめたたえられました。主はご自

分のわざの繁栄を求めず、御父のみこころを求めました。主の満足と安息は、人

の理解や歓迎にあるのではなく、御父に知られることにありました(26-27節)。キ

リストは、町々が彼を拒絶するのは御父からであると信じました。わたしたちの

今日の状態はどうでしょうか？　わたしたちは拒絶され、反対され、非難され、

攻撃され、罪定めされている時、御父をほめたたえることができるでしょうか？

　あなたはかつて、「父よ、わたしの親や友人からの拒絶と反対のゆえに、あな

たをほめたたえます」と言ったことがあるでしょうか？　わたしたちは、このよ

うな拒絶は主の主権であることを認め、そのゆえに主を賛美する必要があります。



――――――――――――――――祈り―――――――――――――――――

主イエスよ、わたしは人の同意や歓迎によって動かされたり、満足したくありま

せん。主よ、わたしはあなたのみこころがなされることを願います。わたしの状

況は、良いことも悪いことも、あなたのみこころの一部であることを、わたしが

認識するよう助けてください。わたしはほめたたえることによって、あなたの驚

くべき道を承認いたします。アーメン。



―――――――――――――――――――――――――――――――――――

新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、

ウイットネス・リー著「新約ライフスタディ・マタイによる福音書(二)」(1997年

版)メッセージ第31編から引用されています。いずれも日本福音書房から出版され

ています。



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