わたしたちを誘惑から守る祈り ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― マタイ6:13 わたしたちを試みに遭わせないで、悪しき者から救い出してくださ い。それは、王国と力と栄光とが、永遠にあなたのものであるからです。アーメ ン。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― 第四に、模範的な祈りは、王国の民が悪しき者から救い出されることを扱います。 王国の民は御父に、自分たちを試みに遭わせないで、悪しき者、サタン、悪魔か ら救い出してくださるようにと求めるべきです。思い出してください。王は試み へともたらされました。13節の「試み」という言葉は、実は誘惑を意味します。 時には御父はわたしたちを、試みられ誘惑される状況へともたらされます。です から、わたしたちは御父に祈る時、自分の弱さを認めて、「父よ、わたしはとて も弱いのです。わたしを試みに遭わせないでください」と言わなければなりませ ん。これは、あなたが自分は弱いことを認めたことを意味します。 もしあなたが自分の弱さを認めないのであれば、おそらくこのようには祈らない でしょう。それどころか、あなたは自分は強いと感じるかもしれません。まさに その時、御父はあなたを試みに遭わせて、あなたが全然強くないことを見せられ るのです。ですから、わたしたちの祈りは、わたしたちが自分の弱さを知ってい ることを御父に示すほうが良いのです。わたしたちはこう言うべきです、「父よ、 わたしは自分が弱いことを十分に知っています。どうかわたしを試みに遭わせな いでください。父よ、そうされる必要はありません。わたしは自分の弱さを認め るからです」。「何が起こっても、わたしは耐えることができるという確信があ る」などと、決して自らに言ってはなりません。もしそれがあなたの態度である なら、荒野へともたらされて誘惑に直面する覚悟をしなければなりません。その ような態度を取ろうとしないで、御父があなたを試みに遭わせず、あなたを悪し き者から救い出してくださるようにと祈りなさい。 ―――――――――――――――祈り―――――――――――――――――― 父なる神よ、わたしは自分が強い者であると言うことはできません。実は、自分 は弱い者であると告白しなければなりません。こういうわけで、父よ、わたしを 試みに遭わせず、悪しき者からわたしを救い出してください。わたしはまた、あ なたが他の人たちも導いてくださり、試みから救い出される祈りの生活を持つよ うになることを、求めます。アーメン。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウイットネス・リー著「新約ライフスタディ・マタイによる福音書(一)」(1997年 版)メッセージ第21編から引用されています。いずれも日本福音書房から出版され ています。 eManna Japanホームページ: http://www.emanna-japan.com 登録の削除: mailto:unsubscribe@emanna-japan.com へメールを送ってください。 コメント: mailto:comment@emanna-japan.com へメールを送ってください。 .