ただ神だけがご自身の救いの働きを完成する資格を持つ ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― ピリピ1:6 また、わたしは、あなたがたの中で良いわざを始められた方が、キ リスト・イエスの日までに、それを完成してくださることを確信しています。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― (第3部) ピリピ人への手紙第1章6節は、神がわたしたちの中で良いわざを始められたと言 います。神がそれを始められたからには、そしてわたしたちに救いを、すなわち 彼ご自身を与えられたからには、彼はこの働きをキリスト・イエスの日までに完 成しなければなりません。神はこの働きをキリスト・イエスの日までに、すなわ ち、神がわたしたちに栄光を得させるまでに完成する、と言われます。こういう わけで、わたしは次のように言うことができます、「神よ、わたしはあなたに感 謝し、あなたを賛美します。わたしの救いは永遠に確固としているからです」。 もし自分に信頼するなら、わたしたちはそれを継続することができないでしょう。 継続させる働きは、神によって成されます。それを保つ働きも、神によって成さ れます。 わたしは学校に通っていたころ、習字を練習しなければなりませんでした。しば しばわたしは怠けてそれをしませんでした。わたしは習字の上手な級友に、わた しの代わりにやってもらうよう頼みました。もちろん、後でわたしはその罪を告 白しました。毎週、わたしたちは習字を五枚、提出しなければなりませんでした。 それらはすべて、わたしの級友が書いてくれました。ある時、わたしの級友が習 字の一行を書き終えたところで、ある人が彼を呼びに来ました。彼はわたしに、 忙しいので、彼が書き始めたものをわたしが書き終えるべきだと言いました。わ たしは筆を取った時、彼が書き始めたものにとてもついていくことができないこ とを知りました。彼の字はとてもよく書いてあり、わたしの字はとうてい彼の字 にはかないませんでした。それと同じように、救いの働きは神によって始められ ました。神がそれを終える方でなければなりません。もしわたしたちがそれを終 えなければならないのなら、わたしたちは決してそれを完成させることはできま せん。もし救いの働きが神で始まり、そしてわたしたちがそれを継続させるのだ としたら、わたしたちのだれ一人として救われる資格はないでしょう。救いの働 き全体は、神によって成されます。わたしたちに救いを与えてくださったのは神 です。わたしたちを極みまで救われるのは、神です。 ――――――――――――――――祈り――――――――――――――――― おお、神よ。あなたに感謝と賛美をささげます。わたしの救いは永遠に確固とし ているからです。それは、救いを成し遂げる方があなたであるからです。わたし は自分ではそれを成し遂げることはできませんが、あなたにはできると、わたし は告白します。あなたがわたしの中でご自身の働きを完成してくださるという確 信で、わたしを満たしてください。アーメン。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウオッチマン・ニー全集第29巻「神の福音」(1997年版)第15編から引用されてい ます。いずれも日本福音書房から出版されています。 eManna Japanホームページ: http://www.emanna-japan.com 登録の削除: mailto:unsubscribe@emanna-japan.com へメールを送ってください。 コメント: mailto:comment@emanna-japan.com へメールを送ってください。 こちらのトラブルのため、4月19日の分の配信が遅れてしまいました。まことに 申し訳ありません。 .