TITLE : eManna Japan Archive 行ないによってあなたの信仰を見せる ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― ヤコブ2:14 わたしの兄弟たちよ、だれかが、自分には信仰があると言っても、 行ないがないなら何の益があるでしょうか? そのような信仰は、彼を救うこと ができるでしょうか? (18節)しかしある人は、「あなたには信仰があり、わた しには行ないがある」と言うでしょう。行ないの伴わないあなたの信仰を、わた しに見せなさい。そうすれば、わたしの行ないによって、わたしの信仰を見せま しょう。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― わたしたちは、ここの「見せる」という言葉に注意を払わなければなりません。こ こでは、「わたしに見せなさい」、そうすれば「見せましょう」と言っています。 ですからヤコブの手紙第2章は、人が神の御前で信仰を持っているかどうかを語っ ているのではありません。これは、人の前でのわたしたちの信仰を取り扱ってい るのです。あなたに信仰があるかどうか、人は見ることができません。人が見る のは、あなたに行ないがあるかどうかだけです。すなわち、あなたが他の人に食 物を与え、着る衣服を与えているかどうかだけを見るのです。これにも信仰が必 要であることが、あなたはわかるでしょうか? 仮に、今夜ここに、衣服や食物 にこと欠く兄弟か姉妹がいるとします。もしわたしがその人に、わたしたちはた だ信じさえすれば衣食は供給されると言うのであれば、それは十分ではありませ ん。ヤコブが言うには、わたしたちはその人に食物を与え、衣服を着させなけれ ばならず、そして同時にわたしたちは信仰を持つべきなのです。他の人に与える のには信仰が必要であることが、あなたはわかるでしょうか? わたしにあまりお金がなく、ポケットの中には何枚かの小銭しかなく、そして食 物と衣服のない人を見たなら、わたしは信仰を働かせなければなりません。わた しは、他の人のために信仰を持つ必要はありません。他の人のためには、わたし には行ないだけが必要となります。しかし、わたし自身のためには信仰が必要で す。もしわたしが内側に信仰を持っていないとしたら、おそらく何度か考え直し、 勘定するまでは、それらの小銭を与えることができないでしょう。わたしは、自 分の与えたものを取り戻すことができるかと心配に思うでしょう。しかし、もし わたしがその何枚かの小銭を自発的に与えることができるなら、それはわたしに 信仰があることを意味するに違いありません。 ――――――――――――――――祈り――――――――――――――――― 父なる神よ、わたしの信仰を強め、それが良い行ないを通して自発的に、無意識 的に表現されるようにしてください。また、このような信仰が、他の人の中でも 成長し、表現されるようにしてください。アーメン。