TITLE : em980904 代価を払ってキリストを生む ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― マタイ1:18 さて、イエス・キリストの由来はこうであった。彼の母マリヤは、 ヨセフと婚約していたが、彼らが一緒になる前に、聖霊から身ごもっていること が見いだされた。 ルカ1:38 マリヤは言った、「ご覧ください、わたしは主のはしためです。あな たのお言葉どおり、わたしに成りますように」。そこで、御使いは彼女から去っ た。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― ルカによる福音書第1章26節から38節によれば、キリストの誕生は、マリヤが自 分を明け渡すことを通して実現しました。マリヤのような若い処女が、子を身ご もるという委託を受け入れることは、容易ではありません。もしわたしが彼女で あったなら、こう言ったでしょう、「主よ、これ以外のどのようなことをするよ うに言われても、わたしは行ないます。しかし、あなたはわたしに子を身ごもる ように求められます! これは人には不可能です。道徳、倫理に反します。わた しにはできません!」。この記録を読むことは簡単です。しかしながら、仮にわ たしたちのうちの若い姉妹が今晩、そのような委託を受けるとします。彼女はそ れを受け入れることができるでしょうか? これは小さな事柄ではありません。 マリヤはこのように言ったことでしょう、「ガブリエルよ、わたしがすでにある 人と婚約していることを知らないのですか? どうして子供を身ごもることがで きましょう?」。わたしたちのうちのだれが、そのような委託を受け入れようと するでしょうか? 御使いの言葉に聞き入った後、マリヤは言いました、「ご覧ください、わたしは 主のはしためです。あなたのお言葉どおり、わたしに成りますように」(ルカ1:38)。 これは簡単に見えますが、その代価は極めて高いのです。キリストを生むために、 マリヤはとても高い代価、自分の全存在という代価を払いました。キリストを生 むのは容易なことではなく、安っぽいことでもありません。もしキリストを生も うとするなら、わたしたちは代価を払わなければなりません。マリヤはそうしま した。 ――――――――――――――――祈り――――――――――――――――― 愛する父よ。わたしは進んで代価を払って、キリストを生む人になりたいです。 絶対的にあなたのみこころに服従するために、わたしに恵みを与えてください。 また、他の人の中でも働いてくださり、彼らが日常生活の中でキリストを生み出 していくことができますように。アーメン。