クリスチャンとしてのわたしたちの共通の信仰 ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― エペソ4:5 一つ主、一つ信仰、一つバプテスマ……。 ユダ3 ……聖徒たちに一度限り伝えられたその信仰のために戦うようにと……。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― 新約で信仰と言う時、それは信じるという行為と、わたしたちが信じているも のの内容の両方を意味します。わたしたちの信じる行為としての信仰は、個人的 なものであり、また主観的なものです。しかし、わたしたちが信じるものの内容 としての信仰は、客観的なものです。エペソ人への手紙第4章5節にある一つ信仰 は、信じるというわたしたちの個人の行為ではなく、わたしたちの信仰の対象を 言っています。 クリスチャンとしてわたしたちは、さまざまな教理(異言、大患難、携え上げなど) に関して見解が違っていたとしても、みな一つ信仰を持っています。わたしたち はみな主イエスというお方と、彼の贖いのみわざを信じています。わたしたちは、 キリストは受肉して人と成った神の御子であること、贖いのために十字架上で死 なれたこと、三日目に復活されたこと、天へと昇天されたことを信じます。真の クリスチャンはみな、この唯一の信仰を持っています。 この信仰を通して、わたしたちはキリストに結び付けられます。神の御子である イエス・キリストというお方とそのみわざを人が信じるやいなや、すぐにキリス トと一つにされます。この事が起こる前は、人はキリストの外にいました。しか し、今やキリストの中にいます。このキリストはわたしたちの主、わたしたちの かしらです。そしてわたしたちは彼の権威の下にあります。わたしたちは彼のか らだの肢体であり、彼はわたしたちのかしらです。 ――――――――――――――――祈り――――――――――――――――― 主イエスよ、真のクリスチャンすべてが持っているこの一つの共通の信仰を感謝 します。わたしたちは信じることとこの信仰を保つことによって、あなたと一つ になり、救われます。多くの人がこの信仰を通して救われますよう、わたしは祈 ります。アーメン。