それぞれの肢体は異なる機能を持つ ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― ローマ12:4 一つの体の中には多くの肢体があり、そしてすべての肢体が同じ 機能を持っていないように、(5節)わたしたちも数は多いのですが、キリストの 中で一つからだであり、そして各自は互いに肢体なのです。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― 一つのからだの多くの肢体は異なる機能を持っていることを、わたしたちは認 識する必要があります。二人の若い姉妹が年齢的にとても近いとしても、やは り機能は異なります。一人の姉妹にはできることが、もう一人の姉妹にはでき ません。すべての人がこれを認識するなら、あまり思いあがることなく、他の 人を尊敬するでしょう。わたしは多くの若い兄弟たちが互いに、「兄弟、わた しができることをあなたはできませんし、あなたができることをわたしはでき ません」と言うことができるように望みます。わたしたちはみな異なる機能を 持っているのです。 からだの肢体の異なる機能は、人の顔で例証されます。あなたの顔を見てくだ さい。目、耳、鼻、唇があります。目は鼻の兄弟に、「あなたができることを わたしはできないし、わたしができることをあなたはできないことを、ご存知 でしょうか?」と言います。鼻の兄弟は答えるでしょう、「そうです、目の兄 弟よ。それはすばらしいです。わたしたちはみな認識しなければなりませんが、 耳の兄弟にできることを、わたしたちはどちらもすることができないのです」。 すると、耳の兄弟は答えるかもしれません、「兄弟たちよ、そうです。しかし 唇の兄弟は、わたしたちのだれにもできないことができます」。顔は、体全体 について言えることを例証しています。わたしたちには多くの肢体があり、そ れぞれに異なる機能があります。これが召会生活の中にあるべき道です。わた しは集会の中で肢体が機能しているのを見ると、とても幸いです。なぜなら、 彼らはわたしができないことをできるからです。もちろん、彼らにできないこ とがわたしはできることも本当です。 ――――――――――――――――祈り――――――――――――――――― 主イエスよ、あなたのからだの中では、わたしはある特定の機能を持った一肢 体にすぎないことを見させてください。「わたしは他の肢体ができることをい つでもすることができるべきである」という考えから、わたしを救ってくださ い。また他の人々をも、自分の機能を持って奉仕することができるよう訓練し てください。アーメン。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉 は、ウィットネス・リー著「新約ライフスタディ・ローマ人への手紙」(1997年版) メッセージ第26編から引用されています。いずれも日本福音書房から出版され ています。